上野東京ラインや湘南新宿ライン各系統で活躍するE231系近郊タイプ。
同車は一般的に「E231系1000番台」と呼ばれていますが、一方で編成内には8000番台や3000番台、6000番台からなる車両も組み込まれており、「1000番台」と呼ぶには語弊が生じているという意見も聞かれます。
是非E231系近郊タイプの呼称について皆様のご意見をお聞かせいただければと思います。
上野東京ラインや湘南新宿ライン各系統で活躍するE231系近郊タイプ。
同車は一般的に「E231系1000番台」と呼ばれていますが、一方で編成内には8000番台や3000番台、6000番台からなる車両も組み込まれており、「1000番台」と呼ぶには語弊が生じているという意見も聞かれます。
是非E231系近郊タイプの呼称について皆様のご意見をお聞かせいただければと思います。
コメント
準耐寒構造の+1000が基本でそこにルールに則り加算していく方式なっているので、1000番台という呼称には特に問題を感じないですね。3種類(小山基本、国府津基本、付属)の編成全てに1000番台の車両が組み込まれているのも大きいと思います。
ただ、番台だけで車両の特徴がわかるとはいえ、何でこんな回りくどい付番方式にしたのかは疑問です。後継のE233系3000番台には継承されずE233系の付番ルール(こちらも一見不思議ですが…)が採用されているので、E231系のこのグループだけ浮いた存在なのは間違いないですね。
実在するE231系近郊タイプは全て寒地仕様の1000番台を基本としているので、少なくとも「不適切」とは言えないと思います。
しかしながら、八高線川越線向けのE231系が「3000番台」となってしまったので、実在するE231系近郊タイプを示す表現としては、「近郊タイプ」という表現より語弊が生じてしまうようになった感じは否めません。
そんなに組み込まれている編成等は関係なしに、「上野東京ラインや湘南新宿ライン、東海道線などで使われているE231系はすべて1000番台」と統一したのではないでしょうか。あくまでも私の憶測ですが。
他形式では1000番台に100や500のオフセットを加えて11xxや15xxなどとした車番はよくあります。これと同様に基本の1000番台に加えて2000や5000のオフセットがある、と説明することは不可能ではないと思います。
番台区分がおかしな例は他にも多数ありますし、1000以上は全部これと言い切れるぶんマシな部類なのではないかと思います。
(それにしてもオフセットが大きすぎる気はしますね)
他の方のコメントを見て八高線川越線の3000番台を忘れていたのに気づきました…
1000以上だから近郊型と言い切れなくなった時点でマシじゃない部類になってしまっていますね…
極端な話ですけど、3000だろうが6000だろうが8000だろうが結局1000番台のバリエーション扱いだと思います。
頭の数字が違うだけで桁数は同じなので。
要するに1000番台をベースとして頭の数字を必要に応じて区別しているのではないでしょうか。
番台区分(呼称)としてはそこで基準となる数字の1000番台にしているのだと思います。
ただし、誤解を生じぬように伝えたいならやはり近郊型(近郊タイプ)と呼ぶのが間違いなさそうですけどね(私は現場の人間ではないですが)。
やはり八高・川越線向けの3000番台がある以上、1000番台=近郊タイプは正確ではありませんよね。ただ、「E231系の1000番台」と言えばおおよそのファンが近郊タイプを想像できる「ふわっと」した認識はあると思います。
あと通勤タイプではサハE231-4600がありましたね。
結果的に寒地向け通勤タイプがなかったので製造番号が1001以降は近郊タイプとなりましたが、もし仙石線にE231系が新製投入されていたら「クハE231-1001」が登場したのか、モハE230・E231-1000は近郊・通勤タイプ混在したのか(というかロングシートなら近郊・通勤の区別がつかないですね)、興味深いです。
近郊タイプ>1000番台>近郊型
かと
231は一般型なので、近郊型っていうのはよくないと思います
そもそもE231系の3000番台は、103系から始まり209系や205系と八高川越線の車両が3000番台で区分されてきたことを受け継いでいるに過ぎないと思います。
そのような経緯を知っている人であれば、近郊型と八高川越線用が混同することはないと思います。
逆に知らない人からすれば、E233系の近郊型が3000番台になっていることからE231系3000番台も近郊型と連想する人が一定数いそうな感じもしますが。
> 同車は一般的に「E231系1000番台」と呼ばれていますが
逆に「何で1000番台と呼ばないんだ?」と疑問に思ってました。通勤タイプとか近郊タイプと通称されていたような気がしました。
1000番台編成と言っても新製途上でどういうバリエーションを出すか分からない(編成形態を特定できなくなる恐れがある)からだと思います。
3000番台が改造で出たときに あっ、新製車の区分の意味付けはもう捨てたんだな と思いましたが、もう新製が終わって廃車もぽつぽつ出ようかという時期に近郊タイプを通称1000番台で呼べないのは却って不便でしょう。
過去にも、当時は”系”の括りで呼ばれなかった車両群が後年の分類で便宜上そう呼ばれるようになったような例はありますので、こういう分類呼称の変化は起きて然るべきかなと思ってます。
今回の議論と直接的な関係が無いコメントで恐縮ですが、「番台」ではなく「番代」若しくは「代」と表記するのが国鉄・JRにおける正しい表現方法です。
※JR東日本では「番代」と呼称しています。
過去に管理ブログでも言及されていた事情は十分理解しておりますが、誤用が慣例化しているからこそこの機会に啓蒙できればと考えています。
https://admin.4gousya.net/topics1356
“番台”ではなく”番代”ですよ、この件はお示しのリンクもそうですが相当昔から言われている事で、何度となくいちさと氏が触れているようですね。結論としては検索エンジン対策で正規表記の”番代”ではなく”番台”としますと氏はお話しされていたかと思いますので番台で書いています。
ご承知の通り、多勢を占めれば何でも変わってしまうところがあって(この事自体は本題と関係あるはずです)、この本題の件も正直なところ「そうだったかな?」と疑問が先に立ったのですが、
私が「あれっ?」と思ったのはキハ66・67形について「キハ66系」と称するWikipediaの項目を見た時でして、動力車が奇数形式と偶数形式でユニットを組む系列の場合はその奇数形式を代表形式名とする暗黙のルールが国鉄時代にあったはずなのに・・・と思ったりしましたね。特に電車で。この2形式は冷房電源の関係でユニットをバラして単独で増結するなどの運用をしたことは無かったはずですがこの点においては私の認識不足の可能性を否定しません。
JRの表記を正とするのであれば、E231系1000代(あるいは番代)という表記がプレスリリースなどで見られるため、番台表記を抜きにすれば議題の1000番台という呼称は問題ないことになりますね。(“site:jreast.co.jp E231 1000” などで検索できます)
もっとも、社内で統一された見解があるのか一部の記載にとどまるのかは分かりかねますが。
近郊型についてはざっくりと「近郊型」と呼び、明らかに線区別に番台区分がなされた通勤型とは区別した方が良いかもしれませんね。
E217系やE233系、E235系ではここまで複雑な番台区分を行わなかったにも関わらず、なぜE231系のみこのような措置を取ったのかは分かりませんが、もし仮に将来的に転用計画があるとしたら、その時にはさすがに整理すると思います(0、500、800、3000は使用済み、「9000」は原則として試験車や試作車に使われるので空いてるのは「4000」ぐらいしか無さそうですが)。
実物とは少し離れますが、JR東日本の承認をしっかり取得している鉄道模型でも「E231系1000番台」という商品名称が使われていますね。(KATO・TOMIXなど)
もっともTOMIXは昔から番台を形式の後に含めて「E231-1000系」「113-2000系」のような少し特殊な表記を常用していますが…
少なくとも新製時点においては通勤タイプが0番台(代)、近郊タイプが1000番台(代)というルールで附番されたことは間違いないので、改造形式である3000番台(代)は「改造車」の括りで分けて良いと思いますね。