JR九州が国土交通大臣に運賃改定を申請したことに伴い、運輸審議会において審議が行われました。第2回会合の配布資料では、2024年度から2027年度までの各年度の設備投資計画が公表されています。
次世代車両の新製
そのうちの「次世代車両新製」では、以下の予算となっています。
「次世代車両の新製」に関する予算は以下の通りです。
2024年度:11億円
2025年度:12億円
2026年度:0億円
2027年度:25億円
JR九州の有価証券報告書によると、次の計画が示されています。
▼YC1系(2次車)新製:~2027年3月(2026年度末)
▼DD200新製:~2027年3月(2026年度末)
これらかは日付から2026年度まで製造されると思われましたが、実際には2025年度までに、決定している車両は導入される見通しです。
「次世代 "電車"」は早くても2027年度まで持ち越しとなるかもしれません。
既存車両の改造
また、「既存車両の改造」では、以下の予算となっています。
「既存車両の改造」に関する予算は以下の通りです。
2024年度:19億円
2025年度:16億円
2026年度:20億円
2027年度:22億円
同じ有価証券報告書には次の計画が示されています。
▼811系リニューアル:~2027年3月(2026年度末)
▼813系リニューアル:~2038年3月(2037年度末)
なお、813系のロングシート化については、2028年度(2029年3月)までに先行して完了する計画です。また、2024年度末までに32編成の改造が完了する見込みです。
参考資料
*1 JR九州 公表資料(報道発表資料、有価証券報告書等)
*2 国土交通省 公表資料(運輸審議会 配布資料等)
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