基本的に公式プレスリリースが出るまでは、公式サイトに新型車両の形式名が出ることはありません。ところが、一部例外となった形式があり、E235系もその1つです。
突然公式サイトに登場したE235系
2010年に公式サイトに公開されたJR East Technical Review(37ページ)に、山手線先頭車のホームドアについて「E233,235系停車時車両ドア位置にも対応している」との記述が確認されました。まだE231系6ドア車の置き換えの真っ只中の、サプライズ公開(?)となりました。
https://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_33/Tech-33-35-38.pdf
公式プレスリリースは、4年後の2014年7月に発表され、現車は2015年に出場しました。
https://www.jreast.co.jp/press/2014/20140701.pdf
E電界隈の雰囲気
当時学生でしたが、趣味界隈では国電総研スペシャル2008で、E235系投入の噂が流れており、サプライズも無く受け取られている雰囲気でした。
なお、この時点で横須賀・総武快速線向けも噂として出ており、紆余曲折あったものの、2018年に1000番台のプレスリリースがあるまでの10年間、噂だけで引張ってきた投入線区でした。
国電総研スペシャル2008
JRの新型車両が登場するとき、形式が予測できるケースが多いです。番号順に登場していくため、予測が大量に流れ、事業者やメーカーの公式サイトでの流出は検知しにくくなります。検知できていないだけで、探せば今もあるかもしれません。
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