JR東日本大宮総合車両センター、JR貨物大宮車両所では、今年度以降、E129系、EH800など、新たな形式が入出場する可能性があります。
今後を簡単に見通しておきたいと思います。
JR東日本 E129系(新潟車両センター)
E129系は、本来工場で行うべき指定保全を新潟車両センターで行っています。これは工期の短縮が理由で、同形式は、新製から7年近く、検査入場を避けてきたことになります。
しかしながら、年月が経ち、今年度には装置保全の時期を迎え、台車の分解検査を伴うことから、今度こそ工場への入場が見込まれています。
新潟車両センターの115系は大宮総合車両センターで検査を行っており、E129系も大宮総合車両センターへ入場する可能性、上記リンク先の報道の通り長野総合車両センターへ入場する可能性があります。
(いずれにしても注目を集めるので、「4号車の5号車寄り」の入出場システムは全国に対応しました。)
JR貨物 EH800(五稜郭機関区)
EH800はここ数年で全般検査を控えており、大宮車両所へ入場する可能性、前任のED79のように苗穂車両所へ入場する可能性があります。
東芝製の機関車を集約するのか、回送距離を減らすのかで判断が変わってくると思います。
ミライの車両サービス&エンジニアリング構創
中長期的な話ですが、JR東日本では、工場機能の見直しを、「ミライの車両サービス&エンジニアリング構創」として示しています。
現時点で、大宮へ移管する具体的形式名が外部へ出ているのは、E001形四季島(現状郡山)、E353系(現状長野)ですが、将来的に在来線特急形式全般を見るような流れになるかもしれません。
交流車両の構内試運転
大宮総合車両センターの試運転線は、元々交流電化に対応しており、ED75などの試運転が行われていましたが、その区間は以前より縮小されています。今後を考えると、設備に手が入ることがあるかもしれません。(出場後に確認する方法もあるはずで、この辺は費用対効果でしょうか。)
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