過去に牽引車としても使われていたことで、そのパワーから「ターボ君」の通称も付いている京成3600形3668編成。
同編成は前回検査(重要部検査)が2021年4月であり、既に4年以上が経過していますが一向に入場しません。
今年度、3200形は2編成12両導入するとされている事から6連2本として使用されるものとみられますが、4連である3668編成は検査を通すのか否か気になるところです。

京成3600形3668編成 宗吾出場(2021/04/28)
京成3600形3668編成 宗吾出場の記録を公開しています。【保存内容】保存内容編成番号京成3600形3668編成年月日21/04/28入出場先宗吾 出場情報源1S57:3668久
コメント
3668編成に限らず、4両編成自体、他の両数と比べて1日全体の運行距離が少ないため、距離を稼ぐことが難しく、車両基地にいる間は都度休車をかけることで検査期限を伸ばしていると思われます。なお、今年〜来年にかけて4+2両と6両を優先して置き換えると予想され、4両の置き換えはそれ以後と思われますので、3668編成については予定通り検査を受けると思われます。
運用を見る限り、金町線71,73運用は不定期差し替え、千原線B51、芝山鉄道81運用は同じ編成が連続することが多く、この4運用に入らなければ数週間使わないこともあり、まだ走れているのだと思います。今年は4連の置き換えは公言されていないため、今年度内は安泰かと考えます。
そもそもこの編成自体が異端な存在と言えそうですから、今後の検査は通さない可能性もありそうです
(他に例えるなら東急8642Fや東武11480Fのような存在かと)。
検査期限が迫っているのは事実ですし、3200形の導入ペースを考えれば検査を通さない選択肢はないと思います。
4連ワンマンは5編成4運用なので、検査時には6連代走が発生するくらいにはギリギリです。このタイミングでの廃車は考えにくいでしょう。