<南瓜西瓜 さんからの投稿(2024/02/07)>
2009年に引退した207系900番台について、「大井工場(現:東京総合車両センター(TK))公開時に機器更新計画の掲示があった」「205系5000番台と同等の機器とし、205系5900番台に編入することが検討された」などといった趣旨の噂が流れることがあります。
特に前者は記録が残っていてもおかしくなさそうですが、本当の話だったのでしょうか。
仮に本当であれば、実際には機器更新が施工されなかった理由などはどのようなものが考えられるでしょうか。
209系1000番台 : 風来狐の鉄道雑記
ちょくちょく見かけますし、何度か乗車した経験はあるのですが、写真に収めるのは多分これが初めてだと思います。 常磐緩行線・東京地下鉄千代田線乗り入れ対応の209系1000番台です。千代田線の信号保安システム更新に伴う列車増発に伴い、1999年(平成11年)12月4日のダイ
@D194_8631C 東総のイベントで張り紙に書かれていたらしいんですよ。5000番台に編入するつもりだったのかも知れません。
— アルテミス 白猫車輛@擬人化王国西4ミ48a (@Artemis_3551) August 4, 2015
【歴史】東日本の207系
2月7日にちなみ207系900番台の画像でも。
1986年に国鉄最初で最後のVVVF車として登場。しかし各車異なるメーカーの機器が混在していた事が仇となり、2009年に早々と置き換えられてしまいましたね。
機器更新して205系5900番台にする話もあったそうですが。#207系 #207系の日 pic.twitter.com/eHJC3DIjFQ— 通勤電車ドットコム (@com_train_com) February 6, 2019
コメント
本当か分かりませんが、
「機器更新の掲示は本当、5900番台は便乗した妄想」
と聞いたことがあります。
掲示の写真は当時掲示板サイトに流れていたらしいのですが、見つけられていません。
山手線205系の広域配転の際、ほぼ同世代の車両ということで改造・転属の候補として検討されていても不思議ではありませんね。ただ、実現しなかったのは、最終的な転属先の必要車両数、とくにVVVF改造を要する武蔵野線の所要数が205系からの改造で足りてしまったからでしょう。少数派車両の運命でもありますね。
見られることを想定していないリンクだったら申し訳ないですが、当時の4号車さんの記録を見るに、「205-5900化はガセネタ」なのではと思いました。
ここ数年も様々な場所で千葉エリアの車両動向のリーク風妄想に勤しむ人を見かけますし、いつの時代にも自作ストーリーを流す人はいるのだと感じますね。
https://admin.4gousya.net/topics1225/4
せめて「機器更新計画の掲示があった」という部分は本当であってほしいですね…。
出先でソースが示せないのですが、207系900番台機器更新は2002年ごろの大井工場公開で、技報に明記されており、掲示の写真は私の手元にあります。
機器更新は機器箱が載せ変わるだけが機器更新ではなく、内部の基板のみの交換で行われることがありますので、実際に機器更新されていた可能性もあります。
しかしながら、5900番台にするという話は、おそらく2004年くらいに、当時の掲示板で「夢の番人」と称する方が執拗に主張しているだけでした。
最後には「この内容が伝わったので武蔵野線への転用が中止になった」のような支離滅裂な投稿をして姿を消しています。
番台の話は、ガセネタが発端だったのではと思います。
非常に参考になる貴重なコメントですね。
是非お写真を拝見したいです。
ご教示頂きありがとうございます。
このような話題は当時を知る方でないと検証が困難で、このようにコメントして頂けるのは喜ばしく思います。
車体こそほぼ共通ですが205系と207系900番台は差異がかなり多く、2ch(当時)発のガセネタだったと記憶しています。
またこの話が出た時点では車齢は20年未満であり、仮に計画が事実だったとしても更新工事着手にはまだ早かったと思います。