2008年にデビューした西武30000系。
同形式は8連や10連の他に、8連と連結し10両編成で使用される2連も存在します。
池袋線系統では新2000系2連の撤退により、30000系の8連+2連が最後の10両で非固定の編成となっています。
近年は40000系の増備により新2000系の廃車・転出や6000系の転出が相次いだほか、今後は池袋線系統にTASCが導入される予定で車両側の対応改造も進められる見通しですが、30000系の2連が池袋線から早期に撤退する可能性はあるのでしょうか?

西武 設備投資計画(東急車3編成譲受、池袋線TASC整備ほか)
5月14日、西武鉄道は2025年度の設備投資計画を公表し、40000系・山口線新型車両の新造のほか、東急9000系 3編成の譲受、池袋線系でTASC整備に着手することなどを明らかにしました。車両面では、 40000系を 3編成24両( 既報
コメント
結論からいえば、ありえません
平日と土休祝日で8連と10連の運用数が異なる池袋線では、2連を切り離して8連を組成できる、または2連を繋げて10連を組成できる30000系は非常に重宝する存在になっています。これを現行ダイヤを維持する前提で2連を池袋線から撤退させると、平日と土休祝日それぞれの所要本数分だけ8連と10連を余計に抱えることになります。休日だけ2連を遊ばせておくのとどちらがより無駄か、言うまでもないことです
非貫通編成がワンマン化の支障になる方がよほど無駄だと思われます
平日と土休祝日で8連と10連の運用数が異なるなんて編成両数の変更を行えばいいだけの話です
所要本数分だけ8連と10連を余計にかかえてもせいぜい1〜2本ですから30000系2連の総数と同程度でしょう
人口減は避けられない傾向ですし、同じ本線の新宿線系統は平日土休日の10連8連の所要差を無くすような動きがありましたので、いずれ運用整理はするだろうと思いますね。
それが30000系が残っている時に行われれば、早期撤退はあり得ると思います。
西武30000系は10連全6本、2連全6本を、8連6本と4連6本に組み替えるのでは無いでしょうか。
そうすると8連と4連で統一できますし、西武7000系だけでは4連が不足するので、新たな4連は使い勝手が良いです。
是非ともそうしてほしいです。
サステナ車両が決定する前の支線置き換え策は仰る通り30000系2連を活用した組み替えを想定していたんじゃないかとは思いますね。
30000系の10連と2連は完全に無くし、8連と4連に組み換えした方が良いと思います。
4連は将来、9000系の代替として多摩湖線等で使えます。
現在西武全線で2両の運用がないことがネックになりそうですね。仮に池袋線から2連を撤退させたとしても、その後の活用先がないのはもったいないです。2+2を組んでもワンマン運転ができないなら話になりません。
また8+2の早期撤退の計画があるならば、40000系は8両編成ではなく10両編成での製造が行われるはずです。
結論としては、早期の撤退は見込めないといったところでしょうか。
まず前提として、撤退させる場合には何らかの形で10連運用を補う必要がありますが、池袋線系統への40000系投入が今年度で一区切りとなり、来年度以降は10000系置き換え用の新型ライナー車をはじめ新宿線系統への投入がメインとなる都合、池袋線にTASCが投入される2027年度までに30000系2連を撤退させる場合、10連から8連に減車し輸送力を純減させる以外で実現する方法はありませんから、現実的に考えてもTASC導入に関連しての撤退というのは考えにくいものと思われます。
もちろん非貫通編成であることが将来的なワンマン化に際して支障する可能性こそ考えられるものの、現時点で西武では主要線区におけるワンマン運転導入を打ち出していない以上、短期的に対応を求められる可能性は低いですから、少なく見積もっても向こう10年程度は現状維持と考えるのが現実的なところでしょうか。
経年を考慮すると、早期撤退の可能性はまだまだ低いかと思います。
廃車するほど邪魔な存在とまでは言いがたいですし、もちろん老朽化が深刻なわけでもないでしょうから。
とりあえず現状維持で増結用の役割を中心に全うするのではと思います。
以前近江鉄道のテーマでこの30000系2連口を活用したらどうかという意見があったと思うのですが、
近江鉄道に限らずさすがに他社へ転用するにはまだまだ勿体ない気がするのです。
とりあえずあと数年でも使えるだけは使うものの、
それこそ廃車の順番ではこの2連口がいの一番かもしれませんね。
2000系のように新宿線に転用という形もあるのではないでしょうか?