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西武6156Fのシングルアーム化 剛体架線対応とみられるものに換装された意味は?

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※画像は菱形・地下鉄直通撤退前時代

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9月17日にシングルアームパンタグラフ化が行われ武蔵丘を出場した西武6000系50番台6156F。

6000系のシングルアーム化は量産先行車の6101F・6102F、新宿線に転用された6108Fに続き4例目となりますが、それらとは異なり今回の6156Fは40000系・001系と同様で地下鉄線内の剛体架線対応と見られるホーンが2本あるタイプのものに変更されています。

6156Fを含めた6000系50番台(アルミ車)は地下鉄への直通運用から撤退済みですが、果たして今回剛体架線対応のものとみられるシングルアーム式パンタグラフへ交換された意味はどういうものなのでしょうか?

西武6156Fがシングルアームパンタ化
本日武蔵丘を出場した西武6000系50番台(アルミ車)6156Fですが、パンタグラフのシングルアーム化が確認されています。西武6000系50番台(アルミ車)のパンタグラフがシングルアーム化されるのは初の事例です。6156F 武蔵丘出場シング

コメント

  1. まだ地下鉄直通機器を取り外したという話は聞きませんし、直通運用への復帰を考えているのかもしれません。というのも、S-Trainの利用率が芳しくなく(最近は極端にガラガラという程でも無いようですが)、6000系を復帰させることで40000系の一部を新宿線に転用し2000系を(8連と余剰気味の2連をセットで)置き換えるとともに「拝島ライナー」の増発に活用する、と言ったことも考えられるためです。

  2. 従前からシングルアームパンタグラフを使用していたのは、101系・2000系の一部・4000系・9000系・10000系。
    これの廃車パーツを活用してまだ使用する車両への交換を進めていたのでしょうが、そのストックがなくなったのかもしれません。

  3. パンタグラフ以外の使用機器が依然として地下鉄乗り入れ仕様のまま置かれていたなら、再度使用可能な状態に整備されたと受け取れます。
    それ以上のことは分かりませんね。
    ただの補修部品在庫の都合じゃ無さそうだと思えば議題を起こすんでしょうけど、私から見ると動きの謎が多いです。
    新宿線向けの次期特急車両の件はライナー用車両で置き換えだろうとの意見が大勢を占めていましたが、どうなったんでしょうね。

  4. 単に万一の時の予備車なんだと思います。(最も今の運用の状況だと足りないなどないでしょうが)
    費用が許すならばわざわざ剛体非対応にする必要性も感じられません。
    ただ上記の方の通り、中古部品あるいは予備部品がなくなったという可能性も十分にありえると思います。

  5. 廃車発生品の数量上の問題ではないかとの指摘が出ていますが、6000系等に他応する電磁カギ外しのPT7116-B1は計算上62台以下の余剰があります。また空気カギ外しのPT7116-C1は8台以下の余剰がある計算で、これらのうち30台近くは横瀬車両基地に山積みになっているのが車内からも確認できます。
    他社の事情はわからないのですが、現時点で地下直に対応している編成は2022年度から2023年度にかけて東急線内のワンマン化に対応するための改造を行っており、これが行われていない編成が地上限定という形になっています。このような事情を踏まえると一時的な復帰を想定していることも考えにくいでしょう。
    個人的な推測としては、現状必要な編成数が40000系+9編成で、アルミ車8編成では不足するために今回はステンレス車で統一し、今後何か手を加える(メトロのCBTC等)際にアルミ車と入れ替わる(+40000系増備)、という形を想定していると考えています。

    ※計算の内訳ですが、西武のシングルアーム化は新品使用の時期と流用品使用の時期が明確にわかれており、新品を使用していたのは2004~2011年度(旧2000系・4000系・9000系・101系ワンマン車の全車と新2000系リニューアルで実施)、流用品の使用は旧2000系に廃車が出た2015年度以降(新2000系・6000系SUS車で入場時実施)となっています。カギ外し装置については6000系以降が電磁式で、それ以前の形式は空気式でした。後者のうち2003年度以降に更新工事を実施した編成と2003~2006年度にパンタ削減を実施した2000系(=旧2000系や新2000系の一部、101系ワンマン全車)はその時に電磁式へ改造されています。
    ここで、電磁カギ外し車の廃車分から流用分を引いたのが63台で、また2409Fの廃車時に少なくとも1台が解体場へ送られているためこれを引くと62台となります。
    余談ですが、形式末尾の「1」は銘板への刻印がありません。この「1」は菱形の取付ピッチに対応するための土台があり、下降検知装置がないものを意味するようで、20000系以降はPT7116-B(直通用はPT7116-D)となっているのですが、本体の構造自体に違いがないため同一視しているのでしょう。今回の個体は土台と下降検知装置の腕を両方備える初の事例で、どのような扱いになるのか気になるところです。

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