西武鉄道サステナ車両(7000系?)として譲渡に向けて改造中の元東急電鉄9000系9005Fに、西武での採用前例がないと考えられる東洋電機製造が設計・製造したVVVFインバータ制御装置が搭載されました。
従来同社で採用が確認されたVVVFのメーカーは日立製作所(30000系・20000系など)、三菱電機(001系など)、東芝(40000系など)でしたが、他社からの譲受となり、種車から大幅な改造が実施されるサステナ車両で東洋製が選ばれた理由はどのようなものだと考察できるでしょうか。

元東急9000系9005Fに東洋電機製造製のVVVF装置が設置
西武鉄道向け譲渡改造が行われている元東急9000系9005Fですが、本日東洋電機製造製のVVVF装置が搭載されたことが確認されています。西武鉄道で東洋電機製造のVVVFインバータが採用されるのは初めての事です。2025年8月19日(火)東急
コメント
主電動機が日立・東洋の共通設計部品ということもあって、東洋にしたかと。
旧6000系でのVVVFにも東洋製がありましたし、そういう所以かもしれません。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E6%80%A59000%E7%B3%BB%E9%9B%BB%E8%BB%8A
JR東205系5000番台や伊予鉄3000系、アルピコ20100形や養老7700系辺りのイメージですが、東洋のVVVFはコストが嵩む大掛かりな改造・更新の場面や財政的に苦しい地方私鉄で採用される場面が多いですよね。
単純な費用などで他メーカーより好条件となることが多い製品なのではと思っています。