14日、京成の新型車両3200形の第1陣が日本車輌製造豊川製作所から6両で出場しました。今回出場した車両は先頭車・中間車各3両ずつとなっており、現在活躍する最古参の3500形と同様と見られる組成になっています。
同形式のデビュー予定は2025年冬とされていますが具体的な時期はいつになるのか、また3200形導入により置き換え対象となる形式・車両は具体的にどのようになるのか、今後の動きに注目されます。
京成3200形が日本車両を出場
本日、京成3200形6両がDD200-16牽引で日本車輌製造豊川製作所を出場しています。輸送票によると本日豊川から発送、越谷貨物ターミナルまで甲種輸送される予定です。側面には「京成3200形 初出場」との掲示が確認できます。2両単位で組成を
コメント
設計思想から3500形の取替を前提にしていると見られ、少数残る界磁チョッパ制御の3400形3448編成、3600形3688編成も置き換えられるでしょう。またVVVFではあるものの3600形3668編成も(牽引問題が解決すれば)異端車両を残す必要も無いと思われることから置き換え対象となりそうです。
あとは3700形も数年後には置き換え対象となりそうですが、その際は3200形の増備なのかさらなる新形式になるのか気になるところです。
京成3200系、ついに生まれましたね。
3700系もいずれは置き換え対象になりますが、一部車両だけでもことでん(琴平線)に転出できれば…!
ちなみに、ことでんも軌間は1435mmです。
琴平線の車両更新とワンマン化でリフレッシュを図っていただきたいです。
京成3700形は電動車が2両ユニットで補助電源装置が中間付随車に搭載されているため最短でも6両編成しか組めません。2両編成が基本のことでんに譲渡するには大工事が必要です。
京成グループは過去数十年間、グループ外への電車の方の譲渡をしていないという現状もあります。
現在置き換えが進んでいる京急1500形の4両編成の方が中間車を抜いても2両ユニットが成立しそうなので現実的かも知れません。
jijibabaさんも指摘されてますが、京成で2両で走行できたのは、制御車を後から電装したターボ君を例外として、旧3000・3050形が最後だと思います。旧3100形からは4両以上の組成が原則ですが、4両を組んだ場合、上野方2両と成田方2両は対称に作られていて、どちらかの先頭車に中間車の機器をそっくり移設しない限り、2両ユニットが組成できない(京急でいえば旧1000形の初期グループまでが同じ)という制約があります(これ自体は多分新3200形まで変わっていない)。
ここに多額の費用をかけてまで譲受するメリットがあるかどうかは中小民鉄各社の判断になりますが、京成でも3500形以降はステンレスボディで運転席の増設が難しくなることや、他に出物があったり、今後の法令上の制約を踏まえたとき、京成の中古車の譲受が(ことでんに限らず)最良の選択かどうか、というのはかなり疑問かと思われます。
あとは、京浜急行と同じ、ボギーセンター間を短くする工夫がされてないといけません。これは、コトデンは急カーブ上にホームを設けている駅が多く、特に肝心の瓦町は、京浜急行よりもキツいカーブ上に駅があり、中間のドアを開けると落とし穴ができる位です。このため、最初から2ドアを導入するか、2ドア改造が必要でしたが、京浜急行の廃車がボギーセンター間短いため、3ドアや4ドアがそのまま入れるようになりました。京浜急行以外の浅草線直通関連6社局に、このような工夫がされているかどうかで導入可能か判断できると思いますが、京浜急行の急カーブ上にある駅は各駅停車しか停車しない駅が多く、他6社局の車両は通過が原則のため、ボギーセンター間に工夫がないと思います。よって、京浜急行以外の6社局からの廃車導入は、京浜急行の床下に換装しない限り不可能だと思います。
京成含め、いわゆる「四直」の系統において一斉に行われるダイヤ改正のタイミングでデビューと予想しています。例えば去年のように11月下旬ごろにダイヤ改正を実施・3200運転開始、という流れが考えられます。
置き換え対象としては3400/3500/3600形あたりが考えられます。それらの置き換えが終わり、次は3700となった時に3200がまだ製造されているかは分かりませんが、製造されているなら3700も時間の問題で置き換えられるかもしれません。
車両は需要に応じた連結などができ、また京急線などにも入線ができるとのことで、繁忙期などに空港方面への輸送をやっていそうだな、という予想をしています。
プレスには「2025年冬」とあるので、デビューは早くても来年1月以降ですよ。
まずは性能試験(最初は定置の誘導障害試験)から始まり、営業予定全線の入線確認(含むアクセス新京成都営京急)、乗務員訓練(6連のうちは新京成以外の直通先は後回しにできるとしても)、その他地上係員の取扱訓練などが必要ですので、それをこなすのに4か月弱は、さすがにキツいのではないでしょうか。2月デビューでも半年強しかないです。
https://www.keisei.co.jp/news/detail.php?CN=6353
3200形が日本車両を出場しましたね。豊川迄DD200、豊川からef65で越谷貨物ターミナルへ向かった後トレーラーで宗吾基地へ陸送される形ですね。
実績から、印旛車両基地の可能性も高いのではと思いますが、宗吾に絞った背景は何でしょうか。
皆さんご指摘のように古参順、特に6連を組む車種から置き換えが進んでいくものと思われます。3500形に3600形、8連だけど3400形(なので最低1本は暫定8連を組む展開になりそうな?)、それに今般”京成松戸線”となることが決まった路線で用いられている8800形、8900形あたりも、「共通運用化を推進する」名目で3200形による置換えが為されそうです(この中からも琴電譲渡が発生するでしょうかね?)。
行き先が越谷タということで少々話題になっていますね。
1本目だけ訓練のために陸送して2本目から自走というメトロ13000のようなパターンもありますが、3000や3100が1本目から逗子経由であり、3668が現時点で存在していることを考えると、使用条件に差があるという見方もできそうです。
しかし仮に当面京急への乗り入れを予定しないとすると、京成8連は予備2本なので現状ダイヤでは保有数の削減は困難であり、3700の事故廃車分=3400の残存分を補えない状況にあります。北総・千葉NT鉄道が予備を計3本抱えているため、物理的には1本の返却を受けるのが最も簡単です(経理上許容されるかは具体的な処理がわからないので何とも言えません)。
別の可能性としては「3200はJ-TRECでは製造予定がないため逗子を経由できない」というものもあり、こちらであれば3200が8連を1本組むだけで特段何の問題もありません。こちらの方がシンプルな気はしますね。
過去実績を考えると日本車輌のみの製造は無いと思いますよ。J-TRECで必ず何編成か作ると思いますよ。
道路事情の変化が影響していると思いますよ。
京成に直接陸送できるようになってしまった今となっては、積極的に他社へお金を払って鉄路のみで運ぶ理由も失われているだけでしょう。
素人です。
3200には、ガッカリしました。
やはり3500の置換えではないかと思います。
京急・都営に「2+4+2」は、田園都市線の東武30000系以下だと思います。
…なので、運用は「京成線内限定」で 金町線や千葉線、本線ローカル等がメインだと
思います。
直通には「8連固定」が必要です…
「8連固定が必要」とありますが実際には京急新1000形1800(1890)番台は幌で編成間の行き来ができる状態であれば4+4で乗り入れ可能である(実際1800番台運用開始直後とかに数回営業運転で乗り入れている)ので、「8連固定でない」という点での問題はないと思われます。
ただ2+4+2で混雑をさばけるのかは少し微妙な気もしますが。
都営対策として運転台後ろの座席を撤去して詰め込みを効くようにしたのでは?
あくまで本線ローカル用として製造して車両不足に陥った際に乗り入れできるようにしたと個人的には思います
新京成を合併したので千葉線で運用を共通化、整理したら6連1本を削減できるのかな、とか思ってみたり。
6連の所定が-1本できるなら3400の代替は3000系の6連に中間車2両を作った方が会社の経理には優しくなるのでそうなるかも
個人的に3400代替で3200の8連は見たいですけどw 8連優等の3200いいですよね
京成電鉄のプレスリリースでは「2025年冬」となっていますが、交通新聞や千葉日報の記事では「2024年度の冬をめどに」となっています(新聞では「冬」を、その年の12月、翌年1月、2月の3ヶ月間の意味で使用します)。この二つの表現を合わせると25年1月か2月にデビューすることになりますね。
であるならば、ここはひとつ25年1月1日午前0時0分に終夜運転の臨時列車でデビューしてもらいたいですね。となると高砂発金町行きからですかね。大勢の人手を見込める三が日は、新車を乗客にアピールする場としてよいのではないでしょうか。また、大したニュースのない正月なので、帝釈天の混雑とセットでテレビが取材してくれるかもしれませんし。