先日発売された『私鉄車両編成表2024』の内容から、沖縄都市モノレール「ゆいレール」の1000形のうち、開業時から運用されていた初期編成の一部が2023年に廃車となったことが明らかになりました。
対象は第1編成(1201+1101)、第3編成(1203+1103)、そして第10編成(1210+1110)の3本6両です。
現在ゆいレールは3両編成化事業が進められており、同形式は既存編成のうち5編成が、新製された中間車を組み込む計画となっていましたが、このタイミングで初期編成に廃車が発生した理由が気になるところです。
ゆいレール1000形6両廃車済み
私鉄車両編成表2024によると、ゆいレール(沖縄都市モノレール)1000形について2023年度に以下6両が廃車されたとのことです。・1210+1110:2023年11月廃車・1201+1101、1203+1103:2023年12月廃車ゆいレ
コメント
製造からから20年以上が経過しているにもかかわらず、機器更新を行っていません。モノレール車両の残存寿命などを勘案すると、3両編成の新車で置き換える方が得策だという判断になったのでしょう。
老朽化と考えるのが自然だと思います。既に20年以上使われていますし。
また、3両化の促進も背景にあると思います。都営地下鉄などそのくらいの年数を重ねた車両へ増結は行わず新車へ置換えた例があるのが理由です。
ただ、東京メトロや東急や京阪など、新たに増結車を作って既存車に入れた例もあるので、根拠は薄いですが…
他のモノレールや新交通車両にも言えますが、一般的な鉄道車両とは異なるため部品共通化なども出来ず、更新修繕しても新車に代替しても初期費用があまり変わらないのかもしれませんね。
解体の画像などが目撃されていないことから信じがたいですが、本当に解体までされているのであれば、費用など出揃ったあとに、なぜか計画変更があったことになりますね
もしかすると廃車後に新製扱いになっているだけで、そのまま車体は転用かもしれませんが。
正しいことは知りませんが、現状では恒常的な留置場所の確保のためだと思います。
そうですね。沖縄という地域柄、海に囲まれているためか、千葉の銚子電鉄、大阪の南海本線やJR北海道日高本線などよりも、塩害喰らいやすいと思います。これでは廃車が早まるのも当たり前ですね。沖縄モノレールの車両が普通鋼製ならば、尚更塩害喰らいやすいと思います。今後は、ステンレスやアルミを採用したほうがいいと思いますが、最も台風が襲来するため、軽合金は導入しにくいかも知れませんね。
製造から20年近く経過しているので、老朽化でしょうね。
沖縄を走るという特性上、塩害の影響もありそうですし、本州に比べて部品の調達や改造に費用が嵩むのかもしれません。
3両編成化するこのタイミングでの置き換えが得策と判断されたのでしょう。
2003年に開業してから間もなく21年になるので、車両も老朽化が進んでいると思います。もし廃車せずに中間車を組み込んでしまった場合、新製車(中間車)と、既存車(先頭車)の車齢が合致しません。そうなると今後の車両の置き換えに悪影響を及ぼすので、それを考慮して廃車にしたのかもしれません。