10日、JR東日本よりE657系1編成を全車グリーン車個室及びラウンジの夜行列車仕様に改造して2027年春より運行開始すると発表されました。運行エリアは首都圏エリア~北東北エリアとされています。
具体的な運行区間やダイヤ、料金、列車名称は今後改めてお知らせするとされており、今後の発表にも注目されます。

E657系を夜行列車に改造 2027年春デビュー
JR東日本はE657系1編成(10両)を新たな夜行特急列車に改造し、2027年春に運行を開始すると発表しました。全席グリーン席、個室タイプに改造され、エクステリアデザインは青を基調としたデザインです。プレミアムグリーン個室は1人/2人用、グ
コメント
E657系1編成が改造されるとのことでその対象編成も気になりますが、装置保全時期での入場から2ヶ月音沙汰がないK8編成の動向が少し気になりますね。
GWを挟んでいるとはいえ、通例よりも入場期間が長く現在も検査に未着手で留置中との情報もあり、出場の目処が立っていません。踏切事故当該のK11編成ではとの見方もありますが、車体損傷や歪み等もあり夜行特急へと改造するのは厳しいのではと思いますね。
区間までまだ不明ですが、色からして想像したら、北斗星やカシオペア以外で星に関わる列車にすると思いますね。
最近カシオペアの運行終了が報じられたのは記憶に新しいと思いますので、ルート(コース内容)等も含めて何かしら参考にされる部分がありそうな気もします。
とりあえずE657系の入線実績があるエリアと、実績が無いものの観光地として魅力のありそうな東日本管内で入線出来そうなエリアで検討されると思います。
愛称については、JR西日本のように過去の列車名の継承などはせずに、新たな名前を検討しそうな気がします。
1編成のみなので定期運行は無く、WE銀河のように毎シーズン違った時刻やルートを設定されるのではないでしょうか。
四季島のようにツアー形式になるのか、通常の特急列車のように個室のみの販売になるのかが注目されますね。
位置づけとしては西日本の「West Express銀河」のような感じでしょうね。「”四季島”より気軽に乗れる夜行列車」という位置づけでしょう。東北方面の観光需要のテコ入れの意図もありそうです。
E657系改造車だと、走行線区は限られそうですね。
·10両固定→仙山線等ローカル線は入線しない(そもそも必要ない?)
·寒冷地非対応→冬期運行は難しそう(準備工事はしているらしいが)
·それとは別に、盛岡~青森間を走るにはIGRと青い森鉄道の協力が必要(四季島で協力してくれているからたぶん可能)
最もハードルが少ない首都圏~盛岡が中心で、時々羽越本線を走ると予想します。
設備を見るに夜行に全振りしていないのかもしれません。全車グリーン個室ですが、ただ単に横になれる個室なだけで、ラグジュアリー感も控えめです。ラウンジも食事や飲み物を提供するわけでもなさそうです。おそらく数日間のクルーズ用ということはないでしょう。乗車時間長めの昼行列車での使用も想定していると思います。
ファミリー層をターゲットにした踊り子の臨時便なら大人向けのサフィールと対になっていいかも
JR東日本のハイグレード車両の名前は「和」「四季島」と漢字が続いているので、今回も漢字と予想します。
今回は「カシオペア」と異なり電車列車で機回しが不要であることから、「カシオペア」では運行されなかった伊豆・房総方面も期待できそうです。