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JR東日本研究開発センターと209系(元)ウラ7編成

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施設動向

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先日、伊豆急行への209系2100番台譲渡があり、今後も1編成が譲渡予定とのことですが、各所には命運を異にした209系が多く存在しています。今回はその一つ、JR東日本研究開発センターの209系元ウラ7編成先頭車についてご紹介します。

JR東日本研究開発センター


JR東日本研究開発センターは、2001年12月に設立されたJR東日本の研究所で、先端鉄道システム開発センターや防災研究所など、計6研究所を有しています。最寄り駅はJR川越線・日進駅です。
同所では、最先端を行く駅づくりや、車両技術・保線技術の開発などが行われています。その一角にあるのが「Smart Station実験棟」で、現在ウラ7編成はそこで余生を送る形となっています。

ウラ7編成

京浜東北線の209系のなかでも、ウラ7編成両先頭車は特殊な形の余生となっています。2009年12月に大宮に配給された同編成先頭車は、現在試験車両として用いられています。クハ209-7は、大宮総合車両センター付近の脱線試験車として用いられています。(同車は前面オオイ(FRP)が外された車両でもあります。)
そして、前述の通りJR東日本研究開発センターにあるのがクハ208-7です。

クハ208-7


そんなクハ208-7ですが、噂によると車内Wi−Fiの試験や案内表示用LCDなどの設置が行われているようです。Mue-trainをはじめ、JR東日本製通勤型車両の先駆者であった209系は、いまでも最先端を行く車両として重用されているのかもしれません。

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