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非常灯の位置とE231系ミツB20~B22編成の松戸転用

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車両動向

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元ミツB20・B21編成9両、元ミツB22編成2両が松戸に転用され、マト118、マト119編成になってから、5年あまりが経ちました。昨年にはマト118編成はケヨMU22編成として転出し、一つの区切りとなりました。ここでは、転用が明らかになった前後について振り返りたいと思います。

転用事由

マト118、119編成は上野東京ライン開業用(2015年3月)として転用されました。上野東京ラインでは上野駅北側で常磐線下りと東北線上りが平面交差します。輸送安定性を考慮し、朝ラッシュ時の常磐線下りは基本的に運行せず、常磐線上り列車は、そのまま品川に留置する形となりました。結果的に、常磐快速線は10連2本を増やす必要が出ました。

転用が明らかになった経緯

非常灯の位置

E231系0番台中間車の非常灯は、常磐快速線は前位、中央総武緩行線は後位にあります。当時、非常灯の設置が進むなかで、ミツB20編成の非常灯の設置位置が常磐快速線と同じであることが明らかとなりました。ただ、この話は、私自身は後で知ることとなります。

国電総研さんの更新

2014年9月、実績の多い鉄道情報サイトである国電総研さんから、ミツB20番代の編成2本が松戸へ転属するとのリークが出ました。2014年10月には、ミツB20~22編成の3本であること、10連2本、5連1本を組成するとの記述が掲載されました。

ドア広告を撤去して入場

2014年11月にミツB22編成、B20編成、2015年1月にミツB21編成がドア広告を撤去して入場しました。

労組資料に掲載

2014年12月、公開された労組資料(鍵)に「0代は松戸車両センターへ移管して第二の人生を迎える」との記述が確認されました。同月中に、実際に帯が変更された元ミツB20編成が確認され、転用改造は確定となりました。その後、年明けには東京総合車両センターでのサハE230形解体元ミツB22編成の出場など、話題が続くことになります。

ミツB20~22編成が選ばれた理由

当時から、ミツB80番台の編成なら外観が揃うのに…、という話はありましたが、改造は定期検査と一緒に行ったほうが楽ですし、余剰になる付随車の除却費を考えると、そもそも選択肢に無かったのではと思います。中央総武緩行線のE231系0番台は、当時1回目の車体保全を迎えており、たまたま転用時期に検査を迎える編成がミツB20~22編成でした。
以上、簡単に転用当時の雰囲気をまとめました。

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