6月12日、相模線向けE131系500番台、日光線向けE131系600番台の現地情報を投稿しました。
現車を見た感想についてこちらにまとめておきたいです。
なお、投稿した現地情報はこちらです。
日光線向けと相模線向けの編成向き
車両メーカーであれば、同じ形式は同じ向きで車両を作りたいのが普通だと思います。
工場や配置区所も同じで、回送経路を工夫して、同じ向きになるように入場している箇所もあると思います。
ところが、今回の観察では、中間車の前位が、相模線向けは新発田側、日光線向けは羽生田側となっており、逆向きで新製されているようです。
E131系0番台も、マリR07・R08編成以降は、新津出場時の編成向きを変更しています。この際は、新潟車両センターまでの回送を、新発田経由から新潟経由へ変更して、配給時点での向きを統一しました。
この辺、製造が大変なのではと思いました。
相模線向けの号車表記
205系であれば、中間車の後位が八王子側ですが、E131系は中間車の後位が茅ヶ崎側となり、逆転しています。なかなか珍しいですね。205系は豊田車両センター所属時代の名残で、茅ヶ崎場面での東海道線E231系・E233系、橋本場面での横浜線E233系と向きが合致していませんでしたが、今回、いずれも合致する向きに修正されます。合理的ですね。
モハE130形の存在
日光線向けはモハE131形を挟むのに対して、相模線向けはモハE130形を挟むことになります。紛らわしいですね。
モハE131形が0.5M車だから形式を変えたのか、何か別の差異があるのか、良く分かりません。
番台区分を減らす上では、1M車で空白となるモハE130形を活用するのが都合が良いかもしれません。
相模線向けのデザイン
現時点では少し色合いが暗く、視認性が悪そうだったのが気になるところです。E235系1000番台はプレスリリースと現車の前面デザインが異なりますが、これは白の面積を増やして視認性を挙げたのでは、と個人的に思っています。
ですので、今後、出場までに新たな帯色が追加される可能性もゼロでは無いのではと思っています。
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