近年、1月1日にビッグニュースが公表されることが恒例となっているJR東海。
2025年はリニアの新型中間車が同年夏に導入されることが公表されました。
今シーズンは先日385系量産先行車の詳細が発表され、既にビッグニュースといえるものが公表されていますが、1月1日の公表はあるのか、ある場合はどのような内容なのか注目されます。

2025年元旦のJR東海ニュースは何なのか
ここ数年、1月1日にJR東海から車両に関する情報が公表されることが恒例化しています。
今年2024年1月1日は315系運用範囲拡大とその時期に関する情報が報じられており、昨年の2023年は特急「南紀」へのHC85系導入と923形「ドクター...

新型リニア中間車両を夏に導入
本日付の共同通信によると、2025年夏、JR東海が山梨リニア実験線に新型中間車両を導入することを発表しました。2月に詳細を発表するとのことです。JR東海 愛犬と飼い主「専用新幹線」実証実験 リニア実験線に新型中間車両投入 2025年の新たな

385系量産先行車のデザイン発表
現在、特急「しなの」として活躍している383系の置き換え用として385系量産先行車の車両デザインやシンボルマークが本日発表されました。信濃・木曽・美濃地区の「豊かな自然と文化の調和」をコンセプトに、エクステリアは「アルプスを翔ける爽風(そう


コメント
キハ75形のデビューから32年目となったので、かねてより来年の元旦は新型通勤車両の第一報が出されると予想していましたが、既に9月10日に発表されちゃいましたからねぇ。
そうすると、ビッグニュースらしいテーマで残っているのは
・373系後継車両の初報
・新幹線個室の詳細解禁
・持株会社体制への移行宣言
・伊勢鉄道に対するTOB、子会社化
あたりでしょうか。仮にも観光列車の設定なんてのは到底考えられませんので。
もっとも、今年か去年にあった「わんわんエクスプレス」並のショボい話題な可能性も拭いきれませんが…。
そろそろ373系の後継車が気になるところです。御殿場線都市型ワンマン化で余剰となりうる313系で置き換えが可能な分(ホームライナー廃止・縮減を含む)を除き置き換え用の新車は不可欠になるはずです。リニア開業が延びた以上伊那路・ふじかわを代替や快速格下げすらなしで残すとは思えません。また、御殿場線の都市型ワンマン化の煽りで313系を廃車にするのはまだ時期尚早の念が個人的にあります。
また、大穴では城北線の東海買収後の後継車・名松線の後継車といったところだと感じました。そろそろキハ11-300の置き換え時期にも迫ります。
あ、間違えた残すではなかったですね……。
385系間もなく落成か新幹線の700Sに代わる新型車両開発でしょうか。
あと315系のクロスシート版というのも予想されます。
来年の元旦発表は車両面ではなく設備面でのそれになるかもしれません。
例えば、ホームドア設置計画や城北線の33年年度以降の整備計画の公表です。
中央線の路線単位でのホームドア計画はプレスリリースが出ていませんが、315系による車種ドア位置統一やTASC整備が進んでいます。385系の導入完了時期に合わせた長編成ワンマン運転を見込んだ大規模な整備計画はあり得るのではないでしょうか。
また、城北線も賃借料支払い終了後に勝川駅、名古屋駅への乗り入れなどを行うのであれば、JR東海が所有している区間・場所の改良工事を行う必要があります。後7年と考えると設計を開始する宣言をするにはちょうどいい時期になりつつあります。
リニアや新幹線関連で明るい話題を出すのは難しく、車両新製もすぐには行わない時期であることから、出すのであれば設備面の将来計画になるのではないかと思います。