東京地下鉄が三菱電機と共同で試験を行っていた同期リラクタンスモーターについて、2026年以降に東西線車両へ、その後に半蔵門線車両へ、それぞれ導入する納入契約が既に締結されていることが明らかになりました。
この技術は日比谷線13000系13144Fで実証試験されていたもので、ようやく同社線で実用化されることになります。
直近の各線区の車両動向として、東西線は05系の大規模改修(B修繕)工事が、半蔵門線は18000系の新製導入による8000系の老朽取替や08系の大規模改修(B修繕)工事が実施中、又は実施予定ですが、同期リラクタンスモーターの導入対象となる東西線・半蔵門線車両はどの車両なのでしょうか。
東京メトロが東西線・半蔵門線車両にSynRM導入
東京メトロと三菱電機が日比谷線13000系13144Fで実証試験を行っていた同期リラクタンスモーターですが、三菱電機 Biz Timelineの記事において、2026年度から東西線車両に、その後は半蔵門線の車両に順次搭載されることが明らかに
コメント
時系列から推測すると、恐らく08系については2025〜2026年度はB修は実施しつつも機器更新はあえて見送り、その後08系とほぼ同世代となる05系の11〜12次車にB修と本モーターへの更新を実施(あるいは機器更新とB修は別メニューとするかもしれません)、その発生品で08系の機器を数年程度延命した後に改めて既にB修のみを受けた08系に本モーターへの更新を実施、という流れになるかと思われます。
15000系や18000系はまだB修にも機器更新にも時期が早すぎるので、これらの系列になる可能性は低いと思います。
18000系の増備車から機器変更してくるのではないでしょうか?
18000系の投入は2025年度で完了するため該当しません。