JR東海の211系が流鉄に譲渡されるのではないかという噂が広まっています。
流鉄が所在する千葉県では、県が2025年度当初予算案で「鉄道輸送対策事業費補助」を計上しており、対象経費にマクラギ・踏切・信号設備等の整備などのほかに、「車両更新」が含まれています。
補助先は
(1)いすみ鉄道
(2)銚子電気鉄道
(3)小湊鉄道
(4)流鉄
の私鉄・第三セクター4社です。
2023~2024年度は銚子電気に南海2200系が合計2編成が導入されましたが、2025年度の「車両更新」に該当する事業者はどこで、新型車両はどんな車両になるのでしょうか。
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令和7年度当初予算案について/千葉県
「千葉経済圏の確立と社会資本の整備(PDF:1,739.5KB)」より。
令和7年度当初予算案について
コメント
逆に流鉄以外なら小湊がキハ100、銚子が元南海車で元京王車を全廃、いすみ鉄道がキハ52を置き換えなどが考えられます
千葉県の予算案に記載されている鉄道輸送対策事業費補助の内容については過去に記載のある全ての年度において全く同じ文面となっていたことから、あくまで補助対象となる事業の例を列挙してあるだけであり、記載されている内容の事業が実際に実施されるわけではありません。(要は単なる早とちり)
とはいえ他の事業者の状況を鑑みると、211系6000番代が譲渡される可能性を否定できないのは流鉄か弘南線くらいしかありませんから、予算案の記述とは無関係に流鉄で車両更新が行われる可能性があるのは確かではありますが…
4社のうち、なぜか小湊だけ金額が突出しているところに注目したいですね。4社の中で小湊だけは設備・車両ともに老朽化が深刻で最優先に更新する計画だと読み取れそうです。
仮にそうだとすれば、最初に小湊で何らかの動きが見られるのだと思います。
一方で流鉄は逆に一番金額が低いですね。
はるばるJR東海から211系を転用するのか、個人的には疑問です。
小湊は過去の年度においても金額が突出していることに代わりありませんから、単純に他社より路線長が長いため軌道整備に関わる費用が多くなるというだけの理由に思われます。
配分額的に車両更新は小湊になりそうな気が。
211系は解体が進んでいて西浜松にも流鉄所要数残ってませんし。平成生まれのディーゼルであるキハ100が大量放出されるのも今後当分無いでしょうし流鉄
実は211系の解体自体は3連が全て終わった後ストップしている状況で、2連に関しては現状9編成全部が西浜松に残っています。
それともう一点、朝ラッシュ時の減便により1運用分浮いているので、5本在籍している5000形を4本で置き換えることは一応可能です。
ただ211系を運用するとなれば設備改修も必須になってくるでしょうし(そもそも拡張車体が入れるかどうかも含めて)、個人的には疑問視してますね。
211系6000番代については9編成全てが解体されずに現存しているため、部品取り等を考慮しても流鉄での所要数を満たすことは可能です。
千葉に行くのかどうかわかりませんが、最後に引退した211系の8両(2両編成×4)は解体待ちの浜松工場の留置線ではなく隣接するJR貨物の線に留置されています。浜松工場の留置スペースにはかなり余裕があるので停める場所がなくて一時避難したわけではなさそうです。あえてこちらに停めているのはどこかに譲渡される予定があるのではないかと思われます。
前年度と比べると大きく変化があるのは銚子電鉄以外で小湊鉄道と流鉄です。小湊は約900万の差がありますが数年前に一部車両の置き換えをしたため、別の用途に使われると考えられます。流鉄は約500万の差がありますが銚子電鉄が2両導入するのに1500万補助してもらっていることを鑑みるとそれほどの低価格で8両導入できるか疑問が残ります。
車両更新費用はキハ100-2・4の小湊鉄道譲渡と予想します
譲渡済のキハ40は全てカミンズエンジン車であり機器統一・保守性を重視する小湊鉄道なら同じカミンズ搭載の先行量産車を希望するでしょう
車両更新費用はキハ100-2・4の小湊鉄道譲渡と予想します
譲渡済のキハ40は全てカミンズエンジン車であり機器統一・保守性を重視する小湊鉄道なら同じカミンズ搭載の先行量産車を希望するでしょう
4は郡山回送済、2は3月で運用終了予定なので車両動向とも合致します