13日、来年3月15日ダイヤ改正が発表されましたが、中央線快速・青梅線へのグリーン車導入により両路線で運行されている特急「はちおうじ」「おうめ」が廃止されることになりました。
一方で東海道線や高崎線等では普通列車グリーン車と着席通勤での利用者をターゲットとした特急列車(「湘南」「あかぎ」等)が共存しています。
果たして東海道線の「湘南」や高崎線の「あかぎ」が普通列車グリーン車と共存して運行されているのに対して中央線・青梅線の「はちおうじ」「おうめ」が廃止となってしまう理由はどのようなものなのでしょうか?
特急「はちおうじ」「おうめ」廃止へ
本日JR各社から来年3月15日にダイヤ改正を行うことが発表されましたが、中央線快速・青梅線にグリーン車が導入されることに伴い、両路線で運行されている特急「はちおうじ」「おうめ」が運行取りやめ(廃止)となることが明らかとなりました。▽ 202
コメント
まず、東海道線の特急は伊豆への観光目的で運転されるので廃止されることはないと思います。高崎線などはE257系5500番台を2023年から導入されたばかりですがもしかしたら、廃止される可能性はあるかもしれませんね。E257系5500番台は185系が完全引退したら集約臨などに使えますが。とにかく
京王ライナー、拝島ライナーに負けたと言うことでないでしょうか。グリーン車導入でも始発駅有利であり公平性から行けば特急やライナーのほうが良かったとおもうところもあります。グリーン車料金も再考せざるを得ない状況も来るかもしれません。朝の拝島ライナー全車満席みればどうすればよいかの1つの答えとなるはずです。
仰る通りで、現在の青梅線の状態をして拝島ライナーの盛況ですから、遅くても西武新宿までしか電車が行かなくてもいい…というお客様の心情が垣間見えますね。
拝島ライナーがもう1本増やせれば良いのですが、車両の都合どうするのか西武側のダイヤが気になりますね。
「湘南」号は湘南ライナーの後身で引き続き横浜を通過することで遠近分離・混雑分散を狙っているのに対し、東海道線よりは距離の短い中央・青梅線系統では新たに始まるグリーン車サービスで間に合う、という事だと思います。
これに関しては単純に着席ニーズの需要に合わせて廃止したというのが答えでしょう
似たような例でいえば、かつて宇都宮線で運行されていた特急「とちぎ」「ホームライナー古河」が廃止されたのもこれと同様に需要が少ないのが理由でした
はじめまして、今昏と申します。
至極当たり前かもしれませんが、東海道線や高崎線と異なるのは停車駅の差がないということではないでしょうか?
新幹線補完の通勤特急ですと、規模は大きいが新幹線の止まらない駅への需要が見込めます。
しかし、中央線では『あずさ・かいじ』と停車駅に差がなく、立川・八王子及び青梅線への乗客輸送と考えると、グリーン車やあずさ・かいじで充分ということになったのではないでしょうか。
せめてはちおうじ・おうめに八王子N’EX時代の停車駅を加えていれば、残す意味もあったと思うのですが…。
おうめ、八王子特急が廃止されますね。グリーン車の導入の関係です
東京-八王子間は東海道線なら大船とほぼ同じ距離。青梅だと56kmで辻堂くらい。
この距離で高頻度でG車付の快速列車が走っているのなら、座席指定特急は不要と判断したのでしょう。
また、浮いたE351を、あずさ・かいじの東京乗り入れの増加にも使いたかったのでしょう。
中央線の快速は比較対象の路線の普通・快速より本数が多いので、着席需要を満たすのにグリーン車で十分だと判断されたのだと思います。
早朝に上りかいじが1本運転され、夕方時間帯の下りあずさ・かいじの一部が東京始発となる事を考えると、吸収合併ともとらえる事ができますね。
似たような条件でグリーン車と特急が共存する常磐線ですが、以前夕方から夜にかけて存在した上野発土浦行きのライナー的特急は縮小のち廃止となりました。
これもグリーン車と通常の特急で着席需要を満たせると判断された類似例なのかなと思っています。
前回のダイヤ改正でしたでしょうか、上り立川段階6時台の速達便(特急だか特快だか失念しましたが)の運転を取り止め、結果快速の所要時間が短縮されて例があります。
有料着席サービスを展開することで、サービス課金派と無課金派の差別化を行い、快速の所要時間を少しでも短縮したい狙いがあるのでは、と考えます。
特急券よりグリーンのが高いらしいです
前回の改正で、はちおうじ7号が金曜日のみの運転になった時点で、
グリーン車導入とはちおうじ・おうめの廃止がセットになるのかな、
とは個人的に思ってましたが…
特急格上げで座席指定券が760円になって以降、
今日はこれでちょっと座って楽に帰ろうか、って気が向かなくなったのかも知れませんね。
似たような料金が予定されてる中央線グリーン車、サービス開始になったらいつもガラガラ、
とかになりそうな気が。
運転士1名車掌1名で運用出来る現在では、乗車率が悪くて廃止、ということは考えづらいです。
富士回遊が行楽期は平日でも満席と聞いています。現場としては1本でも付属編成を追加したい状況、経営としてはジャパンレールパスが多く投資が出来ない状況、かつグリーン車の投資効果を高く見せないといけない背景もあります。
はちおうじ、おうめ分の負担をなくし、本来目的のあずさかいじ富士回遊に厚く配置できるようにするのでしょうか。
早朝かいじ新設の報があるあたり、はちおうじのうち1往復はかいじに振り替えというところでしょうか?
3号の時間には以前臨時かいじが入ってましたし、4号の時間だとちょうど新宿7時半頃着になりますし、3号は八王子到着後そのまま三鷹に入るのでその後の列車の問題も出ません。
もしその形になるならはちおうじ廃止の影響は軽微で済みそうですね。甲府の電留線が空いているのかどうかはわかりませんが、各基地から回送で送り込める時間帯ではないですから営業列車での送り込みなのは間違いなさそうです。