北陸新幹線敦賀延伸開業後の動きが続く特急サンダーバード・しらさぎ向けの681系・683系ですが、683系2000番台3両編成のキトN01編成・キトN02編成が旅客運用に用いられない状況が続いています。
これらの編成は金沢車両区(旧:金沢総合車両所運用検修センター)に配置されていたサンダーバード用のサワR14編成・サワR15編成が吹田総合車両所京都支所に転属・編成番号の変更が実施された編成で、当初はしらさぎ用のサワS21編成・サワS26編成として新製された後、特急こうのとり用のフチFH301編成・フチFH306編成として福知山電車区(現:吹田総合車両所福知山支所)に転属・交直流機器の使用停止措置と289系2000番台化を経た上で先述したサンダーバード用の金沢R編成に転用されたことで、683系から289系に改番された後に683系に復帰した経歴を持っています。
また、サンダーバード転用から現在までリフレッシュ工事を受けていないことで、681系・683系の中で今でもサンダーバード旧塗装を纏った姿を残している貴重な編成グループでもあります。
2024年12月時点で、N01編成は吹田総合車両所本所へ入場、N02編成は681系と共に野洲へ疎開されていますが、これらの編成は今後どうなるのでしょうか。
2024年11月8日 回6751Mを持って、683系2000番台N01編成が吹田に回送されました
同車は延伸後定期運用が無く、今日まで各地で疎開留置されて来ましたが、ようやく終了する事になります pic.twitter.com/6zVncXgPau— しらさぎ683系 JR編成表 (@sirasagi683kei) November 8, 2024
11/11 9766M
683系 N02編成➕683系 V36編成
野洲疎開回送
残り二本となるリニューアル前の編成が野洲疎開されました。 pic.twitter.com/y1JRYv58kY— ふーあ (@fuua_souka812) November 11, 2024
コメント
最初からこうのとりに戻すべきでは?と思いますね。冬の毎年、こうのとりで増結する3両がくろしおの車両を使用していますので、くろしおの289系3両編成を使わずに解決するはずではないでしょうか
くろしおは夏こうのとりは冬が繁忙期なので増結車を共用するのは合理的なのでは?
万博輸送に伴う一時的な増結や臨時列車に使用し、未更新のまま使い倒すのでは、と思います。
仮にN編成を289に編入しても、くろしお編成の貸出は続くはずです。289導入前にも287で行ってましたし。
https://railf.jp/news/2015/01/12/131500.html
これ、冬の需要変動を考えた車両やりくりらしいですよ。
紀南方面の需要が下がる(冬に海水浴する人はいないから?)+北近畿方面の需要が上がる(カニシーズンのため)らしいです。
本日(13日)、「まほろば」の定期化とリニューアル車の導入が発表されましたがデザインからすると683系に見えますね……(イメージで3連の下枠交差パンタが確認出来ます)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241213_00_press_mahoroba_unkou.pdf
こちらのタネ車となる可能性がありそうです。
本日発表のまほろば号のプレスを見る限り、これに転用すると見て良さそうです
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/241213_00_press_mahoroba_unkou.pdf