22日、JR東日本と石巻市より「マンガッタンライナーⅡ」(205系M2編成)の運行終了が発表されました。
この編成の運行終了に伴い、12月8日以降運行される「マンガッタンライナー」は仙石東北ライン用のHB-E210系のみとなります。
ここまで多いときには3本体制で運行を行ってきたマンガッタンライナー。
今後導入されるE131系にマンガッタンライナーとして運行される編成は出てくるのでしょうか?

センM2編成「マンガッタンライナーⅡ」12/7運行終了
本日、JR東日本と石巻市は仙石線で運行されている「マンガッタンライナーⅡ」(205系センM2編成)が12/7をもって運行終了すると発表しました。同日のあおば通駅14:12着の列車をもって運行終了となるようです。Like/関連リンク見るべ..



コメント
効率化・省力化の流れですし、復活は望めないのでは…と思います。
その理由だけで復活しないというのは軽率な考えでしょう
HB-E210系も登場当初は予定に無かったですからね
E131系は205系の置き換え用として投入されますから、
205系を受け継ぐ形でE131系のマンガッタンライナーが登場する可能性も否定出来ないと思います。
仙台から石巻へのメインルートは仙石東北ラインにシフトしているので、E210系のマンガッタンライナーを増備して、E131系は同じ塗色のもので揃えるんじゃないですかね…
それとも、どこからか旧型電車を持ってきてライナーⅢとかを製作するんでしょうかね?
登場を期待したいですけどねぇ…。どうなるでしょうか…。
地元がお金出してくれたら、やってくれるんじゃないですかね?
お金もそうでしょうが、地元住民:普段の利用者:からの登場リクエストがどれほどあるか、にも拠りそうです(外様の鉄道マニアの意見よりも寧ろ反映されやすいでしょう)。
プレスリリースの右上を見るとわかりますが、マンガッタンライナーの運行には石巻市が大きく関わっています。
そのためE131系でのマンガッタンライナー実現は石巻市の動向次第でははないかと思いますが、今のところ石巻市HPを探す限りそのような動きはなさそうです。
HB-E210系にマンガッタンライナーが既に登場しているので、「今後仙石線の電車の方にはマンガッタンを出しませんよ」というメッセージのように感じます。
しかし、やはり205系の後を継ぐのなら、E131系にもマンガッタンライナーを出して欲しいなとは思います…
「萬画のまち」構想・石ノ森漫画館の宣伝のためにラッピング車両を走らせ始めたとされます。
HB-E210系は2015年5月に営業運行を開始しました。
そのHB-E210系8両(205系で2編成分に相当)にマンガッタンライナーが設定されています。ここが少し引っ掛かります。
その版権使用料の契約形態については不詳のままですが、つまり一時期を除いて、常時4両編成2編成分+αが用意されてきたと見ることが出来ます。
その実態を踏襲するとE131系にはラッピングが施されない可能性が高いです。
E131系は時代を遡れば仙石線が国有化されて以来初の新造車両投入ですので、HB-E210系編成から4両減じてE131系1編成での設定を期待したいですが、制作費用が新たに掛かります。
略年表
2001年7月 石ノ森萬画館オープン 「萬画のまち」構想始動
2003年3月 石巻市とJR東日本の共同事業により、初代マンガッタンライナー登場 石ノ森キャラのラッピング列車(205系)
2008年9月 マンガッタンライナーII 新デザインで登場(205系)
2012年11月 震災による休館を経て、石ノ森萬画館再オープン
2013年3月 石巻市とJR東日本の共同事業により、石巻線 マンガッタンライナー運行(キハ48形4両対象、2015年5月31日まで)
この際のラッピングシール制作費用(版権使用料については不明)は「被災地復興の一助となることを願い」伊藤忠商事から石巻市への寄付による
2021年9月 労組資料で仙石線E131系の投入が示唆される
2022年1月 仙石東北ライン マンガッタンライナー(HB-E210系 8両)
2025年3月 マンガッタンライナーI 運行終了
2025年12月7日 マンガッタンライナーII 運行終了見込み
2025年12月 JR東日本 E131系運行開始見込み
この情報だとマンガッタンライナーの総車両数は石巻線用キハ48形も含めて変動が大きいのが見て取れますね
なので版権料その他諸々で追加投入される可能性は低いという考えは個人的に疑問に感じます