昨日、近畿車輛内で「クモハ226-592」という番号の車両が目撃されました。
付番から、JR西日本227系500番台「Urara」と思われますが、車両番号下2桁が既存車両から大きく飛んだものとなっています。
他社においては、JR東日本E131系のように車両番号下2桁で区分を分ける例や JR東海315系のように配置区所別の増備を見据えて番号を飛ばす例がありますが、「クモハ226-592」はどのような車両となるのでしょうか。
近車で「クモハ226-592」を確認(590番台?)
本日、近畿車輛で「クモハ226-592」を目撃しました。227系500番台のクモハ226形はL編成(3連)が501番から、R編成(2連)が526番から付番されており、538番(R13編成)まで落成しているため、番号が大きく飛んでいます。投入
コメント
2連でワンマンの115食パン置き換えで、伯備線(新見以北)や赤穂線に入線するためのものなのかな?と個人的に予測しています
線路モニタリング装置は鉄道総研が開発に加わっており、全国に展開されるのは自然な流れだと思います。
また、保安装置などの差異も考えられます。
一部で出ているような単純に数十編成増備するという話は、登場順序が明らかにおかしいです。
広島の元A11編成(岡山方1両は元A33)の代替では?と思います。
しかしながら、「90番台」というのが気になりますね。番号が飛びすぎていますし、連結失敗対策の何らかの装置(ミリ波レーダーのようなもの)を装備しているのかもしれません。
川崎車両での目撃情報なども踏まえると、単純に考えれば岡山向けの最後の2編成程度が近車製かつ何らかの仕様変更により90番代が付与されてると考えるのが自然なところでしょうか。
ただこの場合、少なくともクモハ226 524/525が欠番とはなりますが、同じ編成を組むモハ226/クモハ227が通常仕様(500番代の続番)となるのであれば、編成内での車番のズレを避けるためあえて欠番としていると捉えられることから、そこまで不自然ではないように思えます。
福塩線105系(運賃箱付きロングシート)の置き換え用と予想しています。
神辺以北にICカード導入がないため、別区分番台で運賃箱搭載になると思います。
また、105系が廃車発生品のWAU102搭載かつMT55で高速域での性能が良くないため置き換え優先度が115系の残りに比べて高くなりそうです。
227系では1000番代が編成番号こそ区分されているものの霜取りパンタの有無を問わず通しでの付番となっていますから、岡山向けでも同様に設計上装備が想定されている設備の有無程度では番代区分は行わないものと思われます。
227系も、3両編成と2両編成で番台を分けていただければいいのに、と思っています。
実際、JR東海の313系は、編成両数や内装の仕様で番台を分けています。
・500番台を名乗っている→岡山配属車両である。
・10の位が90番台→小ロット(9編成以内)の可能性が高い。
・R編成(2連)は報道発表されている13本全てが揃っている。
・R編成は都市型ワンマン対応(車内精算非対応)。
と考えると、やはり福塩線の105系(7編成6運用)の置き換えのために新造される「整理券・運賃箱設備付き」の編成、というのが有力ではないでしょうか。おそらくR編成とはならず、新しい編成番号が付与されると予想します。