58編成から57編成に縮小されたはずの中央快速線E233系0番台のグリーン車組込準備工事が、2024年度も1編成に実施されることが判明しました。
既に57編成が改造済みであることから、改造編成数が当初の計画に戻ることになりますが、なぜ編成数が再び増やされることになったのでしょうか。
また、現時点で改造されていない中央線E233系はトタT40編成・トタH49編成・トタT71編成の3編成ですが、追加で改造される編成はどの編成なのでしょうか。
次年度も中央快速線E233系1編成にグリーン車組込改造を実施 他（2024年度TK業務）
公開された2024年度東京総合車両センター業務内容の労組資料によると、57編成に実施した中央快速線E233系のグリーン車組込対応改造を、2024年度にも1編成に実施するようです。グリーン車の組込編成は58編成だった計画が57編成に縮小してい
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コメント
E233系はグリーン車関連の改造を優先した関係か機器更新が実施されていないような状況で、グリーン車の動きが落ち着いても今度は機器更新に伴う長期入場の動きが想定されます。
ただし、現在の中央線向け編成の運用数は55で、仮に全列車にグリーン車を連結した後もそのままであれば、57編成に連結する計画では予備編成が2本しか確保できず、入場予備を一時的に設定できる状況ではないことが見込まれました。
理由は一つではないかもしれませんが、少なくとも「機器更新の入場予備を確保する」為、というのは含まれていると考えます。
おそらくT40編成が改造されるのかも知れませんね。
ひとつ気になる点としては、統計からグリーン車自体は1編成分がキャンセルされているような動きが見られており、改造を行っても正規で組み込むグリーン車が存在しないという問題があります。
ただその一方で、新造されたばかりのグリーン車は当然機器更新の必要がありませんから、機器更新に際して12両全てを入場させるのは効率が良いとは言いにくいため、転用を控えた編成を予備とした上で入場中の編成のグリーン車を組み込む形で辛うじて一時的な予備を確保する可能性は考えられそうです。
グリーン車組み込み後にまた別途機器更新を伴うことを考えると、今年秋頃引退する予定の209系以外で賄えるのが、挙げられてるトタT40、トタH49、トタT71の3編成。このうちトタT40がトイレ設置等をして予備確保が最も最善ですが、グリーン車を連結しない青・P編成の機器更新時に予備が不足する問題もあるため、トタH49という可能性もあながちゼロではないようにも思えますね・・・・。(ただ現在青運用は分割がないので、可能性としては既にホーム検知装置のみ設置のトタT40の方が高そうですが・・・)
57本分114両の製造予定であれば、1本だけ予備として残す可能性がありそうです。
ガラス交換が絡むような人身事故、落雷被害、冠水被害etc…にかかった際、修理までに当然時間は食います。
その間、グリーン車を組み込んだ被災車が1本ならば被災車両と、改造したけどもらえなかった予備車を付け替えての運行も可能です。
先の方の通り、機器更新で予備増やす必要が出たので準備改造を増やす可能性もありそうですが。
T40編成は他所へ転属しそうな気が…
山手電車区から転出した205系の例で予想しました(ヤテ35〜40が欠番、41〜60で配置。E231系が来るまで41と42の2本が川越へ転属し、予備が減ってます)。
Ｔ71よりT40編成の転属はないと思います。なぜならトイレ設置改造している最中に40年振りの増備でトイレ未設置でファンを驚かせてたからです。
改造対象になるのはT40編成でしょう。
H編成は2015年頃に元青659+459編成だったH59編成が転用しました。H編成は1本多い状態です。ですがH59編成は改造されています。それは、H59編成は川崎重工製で、H49編成は東急車輛製だからです。ちなみに東急車輛製の青編成は現在、4連の方はワンマン運転対応改造され、P編成となっています。現在は5本がP編成となっていますが、H49編成を青編成にしたら、ワンマン運転対応の編成を増やせるのではないでしょうか。
検査周期的に、2020年に無改造の状態で出てきたH49編成が施工対象な可能性が高いと踏んでいます
計画変更かなにかあったのでしょうか？