先日、東京都の電子入札サービスにて都営5500形の売却が予定されていることが明らかになりました。
これは昨年6月に脱線事故を起こし12月にJ-TREC横浜事業所に陸送で搬入された5507編成を指しているものと思われ、同編成の廃車・解体が見込まれます。
これにより5500形は1編成が減ってしまうことになりますが、代替の有無はどうなるのか、また仮に代替される場合はどのようにされるのでしょうか?
都営浅草線5500形の売却が入札
東京都の電子入札サービスを確認したところ、4月16日付で「浅草線5500形車両の売却」の項目があることを確認しました。当該車両は脱線事故を起こして、昨年12月に総合車両製作所横浜事業所に入場した5507編成だと思われます。営業種目に「不用品
コメント
陸送されたのは一部車両のみだったみたいなので、その車両分代替新製される形で、編成として復活できる可能性はあるような気がします。
見出しなどから非常に勘違い勢が多い印象ですが、陸送されたのは2両しか確認されておらず、他の車両が3月に通電していたという情報があるようです。年度が変わっているので現在どうなっているかは不明なものの、N700系X59編成のような同一車番大体の事例になる可能性が高いのかなと思います。
大体→代替でした。
2022年11月のダイヤ改正で都営車の運用数が24運用から23運用に変化したこと、5300形5320編成が5500形のデジタル列車無線搭載改造を終えた辺りでの引退で、運用ではなく入場予備としての残留であったことが推定されることを踏まえると、都営車運用の所定運用予備は3編成であると考えることができると思います。
5500形は5507編成抜きでも26編成在籍しており、現在の運用数とその予備の分を十分確保できると考えられるので、5507編成が全車解体となる可能性は強くは否定できないように思います。
2022年2月改正ダイヤで都営車運用数が24運用になりましたが、うち21Tは西馬込にて35Tの入庫直後に出庫するダイヤとなっており、車両不足時には35Tの入庫を取り止めて21Tに運変することで所要編成数を23編成とすることができるようになっていました(実際に2022年3月16日には35Tと21Tに同一編成が充当されました)。
よって、都営車運用数は一貫して23運用であるものとみなし、所定運用予備も一貫して4編成であるとするのが妥当かと思います。
流石に脱線した車両のみだと思います。
脱線してない車両も廃車にするのには勿体ないですし、何かの期限である13年も経ってない状況で全車は流石に…
代替新造の可能性が高いと思います。(使える部品は活用しての代替新造になりそうですが。)
入札の詳細が確認できないため断定はしかねますが、J-TRECへ搬出された車両のみを対象とする根拠は見当たらないことから、馬込に残った車両が廃車とならないと考えるのは早計かと思われます。
また、事故車両の売却(解体)の入札が予定された時点で今後の方向性は定まっているものと思われますが、公営企業という特性上、代替新造を行う場合にはそれに関連した特命随意契約が行われることになりますが、直近でそのような動きが見られない場合、編成単位での廃車として代替を行わない方向で決定したと考えるのが自然な流れとなりそうです。
昨年の馬込車庫での脱線車両ですね。j-trec横浜に陸送で向かった様です。
カツK409編成のような状態になりそうですね。
車齢から考えて代替新造する可能性は高いと思いますが、運用数に対して余剰があるのであればその限りでは無いかもしれません。
あるいは、もし京急や京成側で車両不足に伴う運用の持ち替え要請があれば、代替車を組み込んで復帰すると思います。
そもそも車両メーカーに調査を求めた時点で、不可との判断となる可能性が高かったです。メーカーは稼げますので、頑張って不可となる理由を並べるでしょう。見えていた結論です。狙い通りの税金お代わりではと思ってしまいます。
今後は代替新製できない理由を並べ立てて、編成ごと潰すことに注力するでしょう。
脱線や落雷は廃車になる可能性が高いのが多い
ケースバイケースだと思います。減価償却を終え、なおかつ運用に余裕がある場合はそのまま廃車になるでしょうし、ちょうど更新時期を迎えている場合は修理ついでに更新を実施して復帰させる場合もありますよ。