乗務員や鉄道ファンから「ターボくん」の通称で親しまれ、支線系統での運用と車両牽引の二刀流で活躍する京成3600形3668編成。
2024年度から同車と3500形の事実上の後継車として3200形の導入が予定されています。
3500形と異なり3668編成には車両牽引の役割もありますが、一方で牽引自体行われることが限定的になっています。
3200形導入後、3668編成の動向はどうなるのか、また同様のコンセプトを持った後継車の登場はあるのでしょうか。
関東大手民鉄の事業用車・牽引車の更新状況
本稿では関東大手民鉄8社(東武・西武・京成・京王・小田急・東急・京急・相鉄)が2023年現在使用している事業用車の略歴をまとめます。
コメント
求められる出力次第ですが、車両牽引も3200形に引き継いでもらうのが、特殊用途車両を保有せずに済むので合理的ですよね
2019年に新京成80000形の第1編成を輸送した際、京成3000形と同ベースの新京成N800形が新製車2両をサンドした状態で印西→くぬぎ山へ線路閉鎖をした上で回送した事例があるため、京成3000形がそれと同じようにJ-TREC横浜→宗吾へ輸送できるならば、3668編成のような特殊用途車両を保有せずに済むと思われます。
https://x.com/asatrain08171/status/1183526332531015683?s=46&t=wkqDJIgmkanhW8I_yu4dxQ
京成ではターボくんの後継車は新型車両3200形で川崎車両で製造するでしょうか。
ターボ君自体古くなってきていて、新造車牽引の機会が限られるのも事実ですが、本線試運転の実績もない新型車両を輸送する際にはこの手の車両が必要になるのではないでしょうか。3200形デビューの際にはおそらくターボ君が牽引するでしょうし、その後の新形式が登場する頃には、類似の立ち位置の車両が用意されている可能性は十分あると思います。
もっとも、ターボ君の寿命とともに陸送に切り替える可能性も否定はできませんが…。
車体は古いのですが、足回りは3700形と同等に更新されているので廃車するには少々もったいない気がします。
ですが東武8506Fのような保安装置等による制約がない以上、牽引用として残しておく理由がないのも事実です。
NSA開業直前に電気/軌道/信号の総合検測車の導入計画が有りました(RP2007/3臨時増刊号で一言だけ言及)が、その後コレはCancelに成りました。一部の鉄道愛好者の情報では4両編成で計画して居たらしいですよ。
現在は日車で製造した車輌も仮台車でJ-TRECまで甲種輸送した後、正規の台車に履き替えの上整備し、自走回送するケースが増えていますからね。
必要性が無くなれば本車も残す理由無くなるでしょう。
ただ、現在京成には京王のDAXのような検測「専用」の車輌は無く、仮に本車を改造して新規に用意する計画が浮上した場合はこの限りでは無いかもしれません。
運用持ち替えで京急1800形0番台(4M0T)を借りれば代替可能ですので、用意しないと思います。京成都合での京急車との運用持ち替えは、最近では京成車の三崎口入線があります。
https://4gousya.net/forums/post/京成3848編成が三崎口へ入線
https://kumoyuni45.net/archives/5559
J-TREC横浜で受領・整備して、金沢文庫から自走回送するようにするかもしれませんね。
それだと入線試験や乗務員教習をせずに入線する事に成るので万が一の事故等を考慮すれば出来ない相談ですよ。
恐らくは新3200がその役目を負うのでしょうが、3200の編成組数が気になるところです。
京急1800を借りる良案もそもそも京成が1800をノックダウン生産したら良かった訳でそしたら3200って形式自体必要でなかったのかもしれません。4連が必要だったんですし。