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209系伊豆急譲渡と幻になった動き

車両動向
配給される209系3000番台

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5月に入り、209系2100番台の伊豆急譲渡が公然と語られるようになってきました。とはいえ、ここに至るまで紆余曲折ありましたので、これまでのE電界隈の動きを簡単にまとめます。

209系3000番台の動き

2008年ごろ流出したベストプラクティスでは、209系3000、3100番台6編成の機器更新と、209系500番台17編成の転入で、相模線、八高線の24編成を賄うとされ、国電総研さんにも掲載されたことで、広く信じられていた動きでした。(国電総研さんの信憑性の高さは今後記事にしたいと思います。)

国電総研スペシャル2008

2018年、ベストプラクティスと思われる資料で相模線は「2021年度以降新型車両導入(今のE131系)」とされたことが分かり、209系3000番台が伊豆急へ譲渡されるのでは、という噂が広がりました。

E131系投入に関する情報(2021年5月時点)
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2008年時点で武蔵野線導入と噂されたE233系は、2014~2015年に南武線に入っており、(武蔵野線のほうが編成数が多いため)一定数の209系500番台は武蔵野線で活躍できると見込まれていました。とはいえ、相模線に新型車両が入ると、209系500番台13編成の転入先が無くなるのに対して、武蔵野線に転入できるのが10編成程度、209系3000番台が余ってしまうことになります。

E235系投入と玉突き転配
E235系の新製計画と今までの経緯【車両取替中長期計画・ベストプラクティス】2002年1月に登場、2005年春までに11両編成52本が投入されたE231系

そんな中、伊豆急への譲渡の噂が流れました。209系3000番台の疎開、今となっては伊豆急譲渡待ちだったのか、廃車待ちだったのか、理由が分かりませんが、疎開されていた事実は記録しておきたいです。

209系2100番台の譲渡

トイレやボックスシートを備え、機器更新も比較的新しく、譲渡に適任だった209系2100番台ですが、209系3000番台が解体された頃から、譲渡の噂が聞こえるようになりました。3000番台から数年待つだけで2100番台が手に入る状況だったわけで、何が事実なのか分かりませんが、数年待ったのであれば合理的な選択と言えそうです。

2021年2月発売のJ-Trainの記述に、譲渡を示す記述があるのではという見方もありましたが、紐かけ&冒険の無い文章に早朝から落胆した同業者も多かったようです。(誰も触れないので、2100番台の4両化直前にフォーラムへ紹介しました…。)

209系幕張車の4両編成化・淘汰に関する記述
2月20日発売のJ-Train 最新号(イカロス出版)に、幕張車両センターの209系2000・2100番台について、譲渡に関する記述は無かったものの、「6両編成の4両編成化(中略)と運用見直しとで40~50両の209系が淘汰される模様」との

E131系の導入により、4両化で余剰になったMM’ユニット2つを余剰6連に組み込んだ、10連での廃車配給が3回行われていますが、余剰車を残したまま廃車配給は中断しています。

今後の動き

1本だけでは取り扱いが難しく、幕張で離脱しているのは常時2編成なので、伊豆急へ譲渡される209系2100番台は2編成と思われます。平行しての改造は、改造設備の使い回しができず非効率で、夏と秋に1本ずつ改造入場する定番のパターンなのではないかと思います。

少なくとも改造時は車両メーカーへ甲種輸送される可能性が高く、甲種輸送の前に廃車にするはずで、商業誌には「伊豆急行209系」のような記述が出るかもしれません。津田沼や幕張からの甲種輸送は注目を集めそうです。

プレスリリースが先かもしれませんが、遅くとも夏には明らかになりそうです。

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