DD200ですが、ここに来てバリエーションが増えており、JR九州への配属も見えてきました。現在、601号機は輸送済み、701号機、801号機が川重構内で目撃されています。現状をまとめます。
水島臨海鉄道へ甲種輸送された600番台
倉敷から沿岸部を結ぶ水島臨海鉄道ですが、5月19日に601号機が出場、甲種輸送されています。前面窓形状の変更、保安装置の変更が確認でき、側面には水島臨海鉄道のロゴが確認できます。JR貨物以外への投入は600番台が初となりました。
水島臨海鉄道DD200-601は、本日川重を出場して甲種輸送中。
JR貨物以外向けのDD200出場はこれが初めて。運用線区が限られているので、ATSは「SF」のみ。カラーリングは0番台と同様なものの、赤色円板ステーが水色になっていますね。 pic.twitter.com/OSWPOA8jqz— まりるばす (@mari6bus) May 19, 2021
JR九州向けが濃厚な700番台
こちらのブログは以前から正確な目撃情報を配信されており、非常に信憑性が高いです。車体は黒色、手摺は黄色との目撃が出ています。
外観と車番から、以前から噂のあったJR九州向けと推測されます。DF200は7000号機とされていますが、今回は701号機と、複数新製されることが伺えます。
京葉臨海鉄道向けが濃厚な800番台
現在、DD200の導入が明らかになっている臨海鉄道として、京葉臨海鉄道があり、こちらは2021年5月に「完成する予定」とされていました。そのため、目撃されている801号機は京葉臨海鉄道へ配属される可能性が高いです。
老朽化した機関車を更新するために、JR貨物が開発したDD200形式の機関車をメーカーに発注し、令和3年5月に完成する予定です。
令和元年度安全報告書(京葉臨海鉄道)
http://www.rintetu.co.jp/company/img/anzen0v1.pdf
まだまだ増える可能性
JR東日本はE493系、GV-E197系を導入したものの、JR他社や臨海鉄道ではDE10の後継機を探しているはずで、事業用機関車の新製を検討している会社が他にもあるようです。
具体的な目撃情報が上がれば、改めてお伝えしたいです。
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