26日、JR東日本は山形線へE723系5000番台2連11本を導入すると発表しました。
719系5000番台の老朽取替用であることが報じられています。
今回は2連11本の導入予定となっていますが、701系5500番台の置き換えとして更なる増備はあるのか、また田沢湖線や狭軌路線へもE723系の導入が展開されるのか気になるところです。

山形線にE723系5000番台を導入
本日26日付の公式プレスリリースでJR東日本は、山形線に新型車両のE723系5000番台を導入すると発表しました。 2両編成を11本導入し、2026年度秋から営業運転を開始する予定です。Like/関連リンク見るべきと感じた記事にLike..


コメント
正直なところ,このタイプの両開き3ドアの車体を新たに起こした理由がいまいちわかりません.
流用できたとしても,HB-E220系,GV-E400系と同様の顔や一部車体の部材や治具だけだと思うのですが.
車体は幅広で,ステップがないE129系ベースで良かったと思うのですが.
幅狭車体の方がよほどコスト削減にでもつながるのでしょうか?
他路線でのステップの位置等を考慮すると,山形線だけのマイナー形式にとどまる気がします.
田沢湖線の701系5500番台はまだ使えますし.
701系については延命工事も施されるとのことで、減便による所要数の減少による廃車はあれど、5000番台・5500番台ともに当分の置き換えはないのでは…と思います。
また、狭軌路線への導入を考えた場合、床面高さの関係上、E723系では大幅な設計変更が必要になります。719系0番台の淘汰が完了した現在、JR東日本管内の狭軌路線を走る交流型電車は全てVVVF車となっています。機器更新も済んでいるVVVF車をわざわざ置き換える理由は特になさそうですし、狭軌路線への展開も当分は行われないでしょう。
新在直通区間以外の低床ホーム向けにはE721同様の低床車を導入するでしょうから、E723の投入先は限定されるでしょうね。