富山市は富山地方鉄道の不二越上滝線活性化事業として車両の更新を行うことを明らかにしました。「車両製造費・設計費等」が予算として計上されているため、新車両は新造車となります。
新型車両はイメージの刷新・快適性の向上・GX化を目的とし、高頻度運行に対応し話題性のある車両を導入するとされていますが、その仕様はどのようになるのか、またこの新型車両により置き換えられる既存の車両は何になるのか注目されます。
https://www.pref.toyama.jp/documents/51209/07_shiryo02-3.pdf


コメント
滑川〜宇奈月温泉については廃線か交直流電車(521系)の導入が確定と考えていいのではないでしょうか。
それによって元京阪車と旧レッドアローはほとんど廃車できそうです。
また不二越・上滝線活性化事業といっても不二越・上滝線以外の立山線、地鉄本線の電鉄富山〜滑川間でも運用できる車両なのは間違いないでしょう
となると一番ベースの単行電車が有力だと考えます
鉄道には詳しくないですが不二越上滝線の更新でしたら本線の寺田駅以東は廃線の可能性が高そうです。
上滝線向けとなると、上にあるように単行でのコスト削減も兼ねて一畑電車8000系の類型車が無難なように感じます。ただし、2両編成の場合は225系Aシートタイプの2ドア車を採択する選択肢もなくはないものとみなしました。
代替対象に関しては観光非対応のうち車齢55年をオーバーした16011Fと、10030形のうち初期に台車交換した第5 – 8編成が少なくとも対象と判断しています。路線分断による廃止があってようやく比較的新しい自社発注の14760形にテコ入れが入る気がします。
経年50~60年の元京阪10030形(2両×7本)、元西武16010形の未改造車(2両×1本)が優先的な置き換え対象となりそうです。
ダブルデッカーエキスプレスも朝以外は稼働していない状態が続いており、不安になります。
一方、経年40~50年の14760形、大規模な改造が施されたアルプスエキスプレスは当面残留するように思われます。
したがって、14~16両程度の導入が現実的ではないでしょうか。
新車の仕様は、通勤通学利用の多い不二越・上滝線に合った、ことでん2000形のような「18m級2両ロングシート」と予想します。
八高北線のような信用乗車方式で3扉とするか、従来通り2扉で運用するかが気になります。
アルプスエキスプレスは実質中間車だけですし未改造車が引退した時点で整備面を考えると10030のダブルデッカー共々残す選択肢はないと思います
新車なら確実に不二越・上滝線でも運用されるでしょうから観光需要のためにもロングシートはないと思います
不二越・上滝線もラッシュの一部便以外は単車で充分なレベルです
失礼 不二越・上滝線以外でも
新造車両が入るとしたら、18m車のロングシートになるでしょう。
富山地鉄への521系の導入は無理でしょう。交直流電車です。直流電車に比べ装備品が多いです。現在走行している元東急の8590系よりM車で10トン、T車で15トン重いそうです。あいの風は、100トンある電気機関車を引く貨物が毎日何本も走るのに耐えられる保線の状態です。富山地鉄の保線は、酷い状況と聞きます。さらに、保線絡みの脱線過去に起こしています。過去にJRの重い車両が入線していましたが、それが原因で車両故障が多発したので入線を取りやめたとネットで結構かかれています。富山地鉄の線路の状況では、JRの車両特に交直流車は重さに耐えられないでしょう。富山地鉄も、同じ原因の脱線事故は起こしたくないので、やらないでしょう。