現在静岡地区の東海道線で主に活躍する元「セントラルライナー」の313系8000番台。
かつて「ロングシート地獄」とも揶揄された静岡地区に転換クロスシート車が導入されたことで転入当初は主に「18きっぷ」利用者や旅行者などから歓迎されていましたが、元々ロングシート主体だった静岡地区に転換クロスシートかつ定員の少ない同番台が導入されたことで、地元民などの普段使いをするユーザーからはラッシュ時を中心に忌避されている声が聞かれ、最近は吊革が少ないことや車内の詰め込みがきかないことに対する悲痛な叫びが話題となりました。
そんな313系8000番台ですが、運用方法としての最善策はあるのでしょうか?


コメント
313系8000番台含め,3+3や4+2で転換クロス/ロング混結が長距離短距離併用で最善だと思います.
わずか6本の313系8000番台は,ロング併結にして事実上の6両固定化運用に封じ込められると思います.
後は,停車位置の調整でもう少し調整可能性があります.
3連/6連の中で,階段が近い便利な3連の位置に,
6連のロングの位置を合わせて停車するようにすれば混乱は減らせると思います.
ロングシートこそ、空いている車両や列車にしか向いていない訳ですから、近鉄の長距離急行列車や私鉄最長連結の京浜急行快速特急や特急を見倣ってではありませんが、基本クロス+ラッシュの増結ロングにすることや、クロスは急行運転用、ロングは各停用に振り分ける、急行運転でもクロスの前に続行する形でロングの短距離急行を増発するなどがいいと思います。ロングにしてもクロスにしても、運ぶ側も運ばれる側も工夫が必要なのです。
運用は簡単に変えられませんから、車両側でドア付近の座席を一部撤去するなどするしかないと思います。
西日本の323系も編成の中の最混雑車両はドア付近の座席を減らして詰め込みが効くように工夫していますし。
普通列車に使うには詰め込みが効かず、かといってホームライナーに使うには非効率(そもそも静岡県内では入出庫という目的がなければ存在意義すら感じないほどに乗車率は低いです)で特急列車には設備面でとても使えない、ワンマン非対応なために閑散線区にも回せず、結局のところ本線専業の上で単独運行を可能な限り減らす以外に方法はなさそうですが・・・
なんといいますか、315系投入による転配で2両のクロスシートまで増えたのが悩ましいですね。あちらもワンマン非対応車は4両ロングとの併結運行が主のようですし。逆に対応車については車端部がロングシートな上、元々2両セミクロスがメインで走っていた路線を主に走行するのでそこまで何とも感じないですが。そういえば、今は7両での運行はないんでしたね。
もう10年ほど前の話になりますが、以前から朝ラッシュにもセミクロス・転換クロス車が投入されていた駿豆線を通学で利用していました。
あの路線では特に高校生が車内ドア付近に滞留するせいで、座席が空いていてもそこまで辿り着けない、といった状況もあったんですよね……
静岡地区は2007年の115系全廃以降、ほとんどの列車がロングシートの211系5000番台・313系2000番台にて17年もの間運用されてきたこと、またもとより強い車社会であることから、地元住民も電車の乗り方自体に慣れていない・ノウハウを知らないという話も耳にしたことがあります。
運用面の工夫を行った上で、地域社会への周知と協力を仰ぐことも重要な気がします。