塗装変更が目撃されていた関東鉄道キハ005・006ですが、11月3日に開催された水海道車両基地でのイベントにて「レトロフィット型鉄道車両用省エネ電気駆動システム」の試験車両として展示されました。展示パネルの内容によると環境省の実証事業として実施されるもので、来年度には走行試験も予定されているようですが、今後どのように運用されるのでしょうか?
元関東鉄道常総線 キハ005+006を種車とした、レトロフィット型鉄道車両用省エネ電気駆動システム実験車両
お話聞いてきました。
鉄道会社としては、現時点で関東鉄道、山形鉄道、弘南鉄道が関与。
長いスレッドになります。
1/ → pic.twitter.com/VlHXE3P4qh— HEROMO🇺🇦(線路際蹲人・鉄模人) (@HEROSHIMO) November 3, 2025


コメント
この件については2026年度に山形鉄道にて試験を行うとの報道が昨年ありましたが、その時と比較して協力事業者が増えているようですね。
https://www.fnn.jp/articles/-/799686?display=full
このうち関東鉄道については今のところ見る限りでは種車や改造場所の提供での関与が主かと思われますが、試験に際してこれらの車両を山形まで持って行くのでしょうか…
まずは試運転を重ねてデータを取得・分析し、実用に耐えうると判定されたらようやく営業に投入し、営業運転を行いながらさらに試験を重ねる、といった具合かと思います。
すなわち、当面の間はMUE-Trainのような存在として扱うのではないでしょうか?
今回の試験についてはあくまで実証実験であり、営業運転を行う想定は最初からないようです。
恐らく鉄道車両としての認可も下りないものと思われます。