先日、2028年に引退することが発表された箱根登山電車100形(モハ1形・モハ2形)。
モハ1形(当時のチキ1形)は1919年の箱根登山電車開業時から走っており、国内の鉄道車両としては最古のものとされていますが、一方でモハ2形を含め昇圧に伴う車体載せ替えや床下機器の変更もこれまでの過程で行われており、テセウスの船のような実態となっています。
そんな100形(モハ1形・モハ2形)ですが、登場時の部品は何かしら残っているのでしょうか?
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1日、箱根登山電車を運営する小田急箱根は100形(モハ1形・モハ2形)が2028年1月に引退し、その後新型車両が導入されると発表しました。
新型車両の詳細は現時点で不明ですが、果たしてどのような車両となるのでしょうか?

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