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【2017~2023年度】デジタル無線関連と2度の事故で特異な動向があった京成電鉄を振り返る

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車両動向

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2017〜2023年頃の京成電鉄では、デジタル無線対応工事に伴う予備車確保や2020年と2022年の2度発生した3700形(北総7800形)の脱線事故により、例年と比べ車両動向が特異となっていました。
今回はそんな特異な動きがあった時期の京成電鉄を年度ごとに振り返って行きたいと思います。

2017年度

2017年度は3000形3036・3037・3038編成の8連3本が新製されたにもかかわらず、廃車が1編成も発生しなかった珍しい年度となりました。これは2023年に導入されたデジタル無線に対応するために予備車を増したことが理由だと思われます。
なお、廃車は発生しませんでしたが、3700形3778編成が北総7800形7828編成として転出したため、京成の車両としての純増は8連2編成となりました。

北総鉄道へリースされた7828編成(元京成3778編成)
結果的に返却はされず、北総車が純増となった。

京成3000形3036編成
京成本線・都営・京急・北総線直通で運用される京成3000形3036編成の動向(最新版)【京成3036編成の動向】京成の3000形は、現在、6連29本、8連19本、計326両が在籍しています。ここでは、京成本
京成3000形3037編成
京成本線・都営・京急・北総線直通で運用される京成3000形3037編成の動向(最新版)【京成3037編成の動向】京成の3000形は、現在、6連29本、8連19本、計326両が在籍しています。ここでは、京成本
京成3000形3038編成
京成本線・都営・京急・北総線直通で運用される京成3000形3038編成の動向(最新版)【京成3038編成の動向】京成の3000形は、現在、6連29本、8連19本、計326両が在籍しています。ここでは、京成本
京成3700形3778編成
京成本線・都営・京急・北総線直通で運用されていた京成3700形3778編成の動向【京成3778編成の動向】京成の3700形は、現在、6連2本、8連10本、計92両が在籍しています。ここでは、京成本線・
北総7800形7828編成
北総線・京成・都営・京急線直通で運用される北総7800形7828編成の動向(最新版)【北総7828編成の動向】北総の7800形は、現在、8連3本、計24両が在籍しています。ここでは、北総線・京成・都営・京

 

2018年度

2018年度は2002年度から長らく続いた3000形の製造が終了した年度でした。
同年度は6連の3039編成、3040編成、8連の3041編成、3042編成が製造され、3600形の3648編成と3678編成、3500形の3532編成が廃車となりました。
廃車となった編成のうち、3648編成は6連のデジタル無線改造予備車の関係からか末期は3600形として久々に6連が組成された他、3500形3532編成は3500形更新車としてはじめて廃車となりました。
車両数の±としては4両の純増となっており、輸送力増強として充てられました。
なお、本年度に行われたダイヤ改正により京成本線宗吾参道〜京成上野間と千葉・千原線において4両編成の運用が消滅しました(後者は後に復活)。

3000形最終増備車となった3042編成

京成3000形3039編成
京成本線・千葉線・千原線で運用される京成3000形3039編成の動向(最新版)【京成3039編成の動向】京成の3000形は、現在、6連29本、8連19本、計326両が在籍しています。ここでは、京成本
京成3000形3040編成
京成本線・千葉線・千原線で運用される京成3000形3040編成の動向(最新版)【京成3040編成の動向】京成の3000形は、現在、6連29本、8連19本、計326両が在籍しています。ここでは、京成本
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2019年度

2019年度はアクセス特急用新型車両3100形の製造が開始され、3152編成、3151編成の2編成が導入されました。
またこの2編成の搬入には3600形3668編成「ターボ君」の牽引により行われました。これは2010年度の3050形以来となり、久々に京急線内で3600形が見られました。
1編成は純増となり、もう1編成分は3050形3051編成が本線系統に転用された上で3600形3638編成を代替しました。なお、3638編成も前年度の3648編成同様、最後は6連で運用されました。

2019年度にデビューした3100形。

京急線内を走行する3668編成(画像提供 バネリエ様)

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2020年度

2020年度は3100形2本(3153・3154編成)が製造され、3050形3052・3053編成が本線に転用されました。
これに伴う廃車は編成単位では3600形3658編成と3400形3408編成で、他に3600形3688編成のうち4・5号車も廃車となりました。
本年度の動きは特筆点が多く、3600形の8連が消滅、3400形に初めて廃車が発生したほか、6連化された3688編成は登場時のリバイバルカラー化され話題となりました。
なお、6月には北総7800形7818編成としてリースされていた3700形3748編成が脱線する事故が発生しておりますが、これに伴う動向は次年度となります。

リバイバルカラーとなった3688編成

京成3100形3153編成
成田スカイアクセス線・都営・京急線直通で運用される京成3100形3153編成の動向(最新版)【京成3153編成の動向】京成の3100形は、現在、8連7本、計56両が在籍しています。ここでは、成田スカイアクセス線・
京成3100形3154編成
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京成3400形3408編成
京成本線・都営・京急・北総線直通で運用されていた京成3400形3408編成の動向【京成3408編成の動向】京成の3400形は、現在、8連1本、計8両が在籍しています。ここでは、京成本線・都営・京急・北
京成3600形3658編成
京成本線・都営・北総線直通で運用されていた京成3600形3658編成の動向【京成3658編成の動向】京成の3600形は、現在、6連1本、計6両が在籍しています。ここでは、京成本線・都営・北総線直
京成3600形3688編成
京成本線・千葉線・千原線で運用される京成3600形3688編成の動向(最新版)【京成3688編成の動向】京成の3600形は、現在、6連1本、計6両が在籍しています。ここでは、京成本線・千葉線・千原線

 

2021年度

2021年度の車両新造は3100形3155・3156編成で、3050形3054・3055編成の転用により順当にいけば3400形2編成の廃車が見込まれる状況でした。
しかし、先述の通り前年度に北総7800形7818編成(3700形3748編成)の脱線事故が発生。これに伴う整理が本年度行われました。
まずは北総7818編成が京成3748編成として京成電鉄へ返却。京成としては事故当該の車両を含めた2両を廃車にした上で、編成組み換えもしながら6両化され、京成本線や千葉・千原線等の普通列車を中心に活躍することとなりました。
なお、7818編成の補填としては3700形3768編成が北総鉄道にリースされ7800形7838編成となった他、3748編成の京成復帰により3500形3520編成が恐らく予定外の廃車となりました。
また、3400形の代替としては3428編成が廃車となっています。

6連化の上で京成に復帰した3748編成

京成3100形3155編成
成田スカイアクセス線・都営・京急線直通で運用される京成3100形3155編成の動向(最新版)【京成3155編成の動向】京成の3100形は、現在、8連7本、計56両が在籍しています。ここでは、成田スカイアクセス線・
京成3100形3156編成
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京成3700形3748編成
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京成3400形3428編成
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2022年度

2022年度は車両新造が無く、順当にいけばデジタル無線関連の工事が完了し、予備車とみられていたリバイバルカラーの3600形3688編成と3400形1編成分の廃車が見込まれていました。
しかし、3700形2編成にトラブルが発生。前年度京成に復帰した3748編成が故障により11月11日を最後に運用を離脱しました。
更に追い討ちをかけるように直後の11月17日には高砂検車区にて3788編成が脱線する事故が発生。これにより両編成の使用が不能となってしまいました。
この2編成はそれぞれ無事だった車両を組み合わせ、新3788編成として2023年3月に運用復帰。3748編成の3747・3748号車が3788編成の3787・3788号車に編入されました。一方、3741・3742・3743・3746・3787(初代)・3788(初代)の計6両は廃車となりました。
この影響か、3600形3688編成は急遽デジタル無線に対応しています。
なお、3400形は3418編成が3月に運用離脱し、この時点でデジタル無線に非対応の車両は3438編成のみとなりました。

事故前の3788編成

京成3700形3788編成
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2023年度

2023年度は結果的に3100形の最終増備車となった3157編成が落成。最後のオレンジ色となっていた3050形3056編成が本線に転用され、アクセス特急用の京成車は原則3100形に統一されました。
また、廃車となったのは3400形3438編成ですが、デジタル無線が使用開始される直前の4月14日に運用を離脱。その後はしばらく宗吾に留置が続き、3157編成の落成と3056編成の転用を待った上で6月頃に搬出されました。

3157編成の新製出場

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終わりに

改めて2017~2023年度の京成電鉄車両動向を振り返ってみました。
ただでさえデジタル無線導入というイレギュラーな予定があった上、2度の脱線事故で相当複雑な動きになったかと思います。
なお、脱線事故がなければ既に廃車になっていたであろう3400形3448編成・3600形3688編成は執筆時点で未だに現役です。
現在は3200形の導入が続き、今後は3900形による新特急のデビューも控えていますが、先述の2編成がいつまで見られるかも非常に気になるところです。

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