東武鉄道の長期経営ビジョン実現に向けた主要プロジェクトの一つに『新型特急車両の設計・導入』があることが判明しました。プロジェクトの期間は2030年代半ば頃までとされており、約10年以内にはN100系『スペーシアX』ではない特急型の新型車両の登場が期待できます。
導入に向けて開発されていることの他に情報はなく、車両の詳細は不明ですが、開発されている新型特急車両はどのような車両となるのでしょうか。

東武が新型特急車両を開発・野田線ワンマン化が明記
公開された東武鉄道『長期経営ビジョンにおける目標数値等の変更について』資料によると、2030年代半ばまでに「新型特急車両の設計・導入」が長期経営ビジョン実現に向けた主要プロジェクトに盛り込まれているようです。なお、車両形式や用途などの情報は
コメント
車両更新の観点から200系や100系の老朽取替が目的の車両となるのは間違いなさそうだと思います。
旅客サービスの観点では日光・鬼怒川方面に高級なサービスを提供する車両としてN100系スペーシアXがすでにデビューしていますので、少なくとも同様のコンセプトの別形式は考えづらいと思います。ですので、概ね一般的な仕様の特急型車両になるのではと思っています。
一番に考えられるのはりょうもう用の200系の置き換えでしょうか。
もしかしたら100系スペーシアもJR非対応車を置き換えるかもしれません。
導入時期が約10年後ということですから、webメディアによる公式取材での「全くの白紙」のコメントの通り、置き換え対象の残寿命から定められたと思われる導入時期以外で確定している要素はまだ何もなさそうなところでしょうか。
とはいえ置き換え対象となる100系、200系の仕様や、既にフラッグシップであるN100系が導入済みであるといった点を考えると現実的に取り得る選択肢はある程度絞られそうですね。
200系と100系の取り替えが可能な汎用性を追求した電車になるでしょう。
これにより他の特急電車と合わせて、予備車を減らしコストパフォーマンスを上げる方針に資するでしょう。
(それが500系では・・・?)
10年先とすると単純に惹起されるのが豊住線の開業時器ですね。どちらかと言えば観光地目的の乗車よりも日常使いとしての着席確保に利用者の関心が高いように思われ、東武本線系統で4ドアでL/Cシートを備えた車輌を「特急」と称して運行する未来を想定するところでしょうか。
既にTHライナーがあり、特急との棲み分けが出来ているのでライナー車の製造はないと見ています。
今回置き換えの対象とみられるのは日光・鬼怒川方面と伊勢崎方面の長距離特急なので、それを4ドアL/C車で置き換えたらサービス低下は免れません。
導入予定が2030年代半ばということでその頃にはリバティの車齢が20年弱。リバティの設計思想が東武の利用実態と噛み合わなかったのか現在はリバティ会津とアーバンパークライナー(工事の影響で運転休止)ぐらいしか短編成による分割併合を活かせていません。かといってリバティの置き換えにはまだまだ早いので、次回の車両はリバティの発展形とせず、第一義を200系の後継とした6両固定の可能性があると思います。
もっともそれだけ使えていれば十分な気はします。
容量の少ない北越谷-東武動物公園間の複線区間において日光ゆきと鬼怒川ゆきを1列車でまとめて走らせられるわけですから。りょうもうで併結構造を活かせていないのは間違いありませんが。
個人的にはりょうもうを館林(分割側は佐野ゆきでも館林止まりでも)あるいは太田(それぞれ伊勢崎/赤城ゆき)で分割併合、なんていうことを少し考えてしまいます。
佐野線からの乗り換え時間がギリギリで館林では突発で特急券買えないんですよね。
目的についていえば、JR乗り入れにも使われる100系は分かりませんが、200系はとうに置き換え時期に来ており、まずは200系が置き換え対象になると思われます。
また、もしかすると豊洲新線に関連し、地下鉄乗り入れにも対応した仕様(小田急MSEのような)とするかもしれません。
東武の特急用車両と言えばやはり浅草口~日光・鬼怒川系統あたりがメインになると思うので、順当に考えるなら日光・鬼怒川系統用に新型車を計画するのかと思います。
という無難な意見だけでは面白くないので、全く違う路線に計画されている可能性を考えてみたいと思います。例えば東上線系統向けとか。
東上線沿線はまず川越が代表的な観光地で、本格的な特急用車両を要望する意見が多少あってもおかしくはないと思います。
あとはTJライナーが設定されていますが、こちらも本格的な車両による運行を要望する意見が出ていたらどうでしょうか。
あとはTJライナーを進化させて、特急用車両でありながら西武Sトレインのごとく地下鉄系統に直通するとか。
まぁこのように妄想するのは簡単ですが、現実的な採算を考えるとまず実現しないでしょうかね。
(東上線でめぼしい観光地って逆に川越以外で何かありますっけ?沿線の方に怒られそうですが。
川越以外無いなら本格的な特急用車両を実際に運行してもまず採算が合わないでしょうね。自分で提案しておいて何ですけど)
せっかくなので他の方と方向性の違う意見を出してみたということで、ご参考程度にしてください。
国営武蔵丘陵森林公園もそこそこ観光地…?と、地元民としては思っています。
あとは西武鉄道4000系のサステナ車両(東急9000系)への置き換えに伴い、秩父鉄道への乗り入れを打ち切るとの予想がされているので、東武鉄道が寄居から秩父鉄道乗り入れへ乗り出すとか、どうでしょうか…?ただ、その場合、VVVFの誘導障害の問題(秩父鉄道側の問題)がクリアできるか否かが根本にありますが…
リバティりょうもうが輸送力不足気味だから6両固定、10年の時代変化を反映した500系発展形かですかね。
ただこんの一気に置換え計画だして東上線万系未修繕8本、8000ワンマン11本、本線万系未修繕15本の置換えどうするんでしょうか。
群馬地区は万系2連への減車で済ましそうですが。