東京総合車両センター(TK)に入場していた横須賀線・総武快速線E217系クラY-119編成の増3号車・増4号車の解体が確認されました。今回解体された2両は今まで特休車→二休車で保管されていた一方で、増1号車・増2号車は2023年5月に先行して除籍されており、当初から全車両解体方針だったのかは疑問が残ります。
入場から除籍までが遅かった理由や、2両だけ休車で保管していた理由はどのようなものが考えられるでしょうか。
クラY-119編成がTK入場(車体保全期)
本日8/19にE217系クラY-119編成が東京総合車両センターへ回送され、入場しました。同編成はドアステッカー撤去が確認できます。また、前回検査は2019年2月(指定保全)で、今回は車体保全時期の入場と思われます。同所に入場する車体・装置
クラY-119編成などが除籍済み
交通新聞社が発行している5月19日発売の鉄道ダイヤ情報7月号によると、E217系クラY-119編成のモハE216-2038とクハE216-1019(2両)が今年の3月18日付で除籍(廃車)済みであることが判明しました。同編成は昨年8月に東京
クラY-119編成残存車両の状況(TK公開)
本日一般公開されている東京総合車両センター構内において、横須賀線・総武快速線向けE217系のクラY-119編成2両(増4号車クハE217–2019・増3号車モハE217–2038)の様子を確認することができました。い
クラY-119編成残存車両がTK構内で解体
東京総合車両センター構内で二休車で残存していた、横須賀線・総武快速線向けE217系のクラY-119編成2両(増4号車クハE217–2019・増3号車モハE217–2038)ですが、本日後者の解体が行われていることが確
コメント
具体的な内容は分かりませんが、インドネシア譲渡と関連があったという話を聞きました。
https://4gousya.net/forums/post/%e3%82%a4%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%8d%e3%82%b7%e3%82%a2%e6%94%bf%e5%ba%9c%e3%81%8ce217%e7%b3%bb%e8%bc%b8%e5%85%a5%e3%82%92%e8%aa%8d%e3%82%81%e3%81%9a%e6%96%b0%e8%a3%bd%e8%bb%8a%e3%82%92%e8%bc%b8
所内で教育用の教材として使用されたからです
基本的に2両ずつ解体してるので増3は先頭車の解体待ちの為留置で、
遅なっても年度内に除籍まで済めば税金はかからないらしいです。
インドネシアで205系と同様の編成形態で運用する予定だったとすると、新たに8両編成や6両編成が組成されていた可能性がありますが、これを基本編成から組成しようとすると、セミクロス車の11号車(クハE217形0番台)や9号車(モハE217形0番台)を含まざるを得ない形態となり、座席形態が混在することが考えられます。
これらの車両と同一形式かつロングシートの車両なのが付属編成の増4号車(クハE217形2000番台)と増3号車(モハE217形2000番台)で、これらをセットで捻出し、組み替えを実施すれば座席をロングシートに統一することができることから、クラY-119編成の増4号車・増3号車を保管していたのは、このような背景があったのではと考えています。
E217系譲渡車は15両中基本編成のグリーン車2両と10号車を脱車する予定だったのと、譲渡計画が12連29本から12連12本程度に縮小されたタイミングがあることから、基本編成セミクロス車を完全に無くす為の保留車、というのは真実に限りなく近い答えだと思いますね。