東武鉄道10000系は、10030型50番台2連がリニューアルされて8000系の置き換えに活用される一方で、同じ未更新の同番台4,6連やリニューアル済みの10000型6連のように廃車解体される編成や、10080型のように長期離脱が続く編成も発生しています。
近い将来は野田線(アーバンパークライン)の6連が余剰となりそうで、各編成の状況は不安定ですが、今後どのような動きが見込まれるでしょうか。
東武11258F津覇出場・南栗橋入場
本日、東武10000系10030型50番台11258Fがリニューアル工事・ワンマン対応改造を済ませ津覇車輌を出場し、南栗橋車両管区本所へ入場しました。同車は既に検査切れのため南栗橋で定期検査を済ませてから今後営業運転に投入されると思われます
東武11609Fの部品が撤去
6月30日に旧・北館林荷扱所へ回送されていた東武10000型11609Fですが、本日までに前照灯の撤去、スカートの撤去が確認されています。前例から解体されるものと思われます。#北館林#東武11606Fは残り2両、京成車の解体が終了次第、重機
東武11668Fの部品が撤去
2月27日に旧・北館林荷扱所へ臨時回送された、南栗橋車両管区春日部支所所属の東武10000系10030型11668Fですが、本日までに内装の撤去などが確認され、既に解体が開始されている事が確認されています。【重機で解体シーン!東武10030
東武11460Fが北館林荷扱所へ不定期回送
本日、東武10000系10030型(10030系)50番台4両編成の11460Fが、南栗橋車両管区から春日部経由で北館林荷扱所へ不定期回送されました。今後は廃車されるものと思われます。【東武鉄道 10030型 臨時回送】 11460F①臨回
コメント
東上線向けの10030系とアーバンパークライン向けの10030系50番台は5両編成化&リニューアルでしょうか。
鉄道チャンネルにて情報源の記述がないものの、「新型車両は25本の導入を予定しており、最初から5両で製造するものが7本、4両で製造し60000系から抜いた1両を加えて5両編成にするものが18本」との記述があり、後の全国紙の報道や情報源を明示した記事から、その可能性は高いく、既存車両が5両化に併せてリニューアルされる可能性は極めて低いと考えられます。
また、10月30日の朝日新聞の夕刊に、野田線の新型車両について「ベビーカーのすぐ横に親が座れる専用席を設けたり、だっこなしでも小さな子が景色を見やすいように先頭部の車両の窓を一部低くしたり。沿線に多い子育て世帯にやさしい姿を練っている。」といった記述がありました。
毎日コメントして楽しんでいるようですので、是非、御把握頂ければ幸いと思います。
https://tetsudo-ch.com/12372062.html
https://4gousya.net/forums/post/%e9%87%8e%e7%94%b0%e7%b7%9a%e6%96%b0%e5%9e%8b%e8%bb%8a%e4%b8%a1%e3%81%af%e3%80%8c%e5%86%8d%e5%88%a9%e7%94%a8%e3%80%8d%e8%bb%8a%e3%82%92%e7%b5%84%e3%81%bf%e8%be%bc%e3%81%bf
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00001/07131/
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC108PM0Q3A310C2000000/
これまで機器更新をあまり行わなかったツケが、かなり回ってきたように思えます。今後は、2連のみリニューアルして、それ以外は状態の悪いものから順に、余剰が出次第次々に廃車でしょう。野田線の50番代も製造から30年以上が経過しているため、廃車が妥当に思います。2連も、軽いリニューアルしかやってませんので、何年使うか不透明なところです。
機器更新に消極的で故障がたびたび起こり、さらに本線系統と東上線系統の連携が取れておらず、本線系統で車両が相当数の余剰になる一方、東上線系統では車両不足による運休が出たこともありました。
規模が大きすぎて手が回りにくい事情や旅客数の減少、減益など様々な事情があるのは仕方ありませんし、むしろ理解すべきことですが、どうも東武は集中と選択が上手くいっていない感じがします。本項目のテーマとなります10000系列につきましても、今後10〜15年程度継続使用するものについては、機器更新と全線を巻き込んだ適切な車両再配置がなされることを期待しています。
東武は本線を有楽町新線(いわゆる豊住線)に直通させるつもりなのでしょう。
しかし、建設が始まっておらず、未確定要素が多いことや東京メトロ等の関係者もいることから、公に出来ない事項だらけなのでしょう。
個人的な予想では
半蔵門線渋谷方面とは東武線内優等運転(急行・準急)、新線豊洲方面とは北千住止まりの普通(朝夕のみ区間急行や区間準急)で相互乗り入れをする。
車両は日比谷線・本線緩行線のように新線で車両新造が必要となる東京メトロとの共通設計・共同発注によるコスト削減をした地下鉄対応車両を東上線分を含めて大量導入(東上線用の一部は地下鉄機器未装着とする)。
それにより、9000系・10000系は廃車。
50050系は、地下鉄直通撤退で東上線地上用に転用。
来年度以降の本線ダイヤ改正において、8連の運用が減少し、6連の運用が増加することが考えられます。2連を転用し、4連が廃車される中で8連の構成が資す辛くなっているらです。60000系が本線に転用されるのかもしれません。
一応次のダイヤ改正と兼ねて考えると、
○野田線
・昼間の急行は増発、普通は減便(春日部⇔運河は急行のみ)
・アーバンパークライナーの枠を急行
○本線
・スカイツリーラインで2コテが付属車扱いから館林へ順次ワンマン化の為、区間急行 区間準急 普通の運用からツーマンとして2コテ廃止
⇒8コテ、4+4、6コテと変更
という感じに運用も変わるんじゃないかと思います。
リニューアル改造をするのでは
そんな廃車ばっかするなら東上線に欲しいです
10000 と 10030 は足回りが界磁チョッパ車で
京王7000 小田急8000のようなVVVF化改造をしていない以上は上回りの程度に関わりなく淘汰必至でしょう
10080 はVVVF車ながら制御機器更新していなければ電子部品の劣化が進行していて
満足に使えなくなるのも……
10080は確か機器類を50000系準拠のものに更新していたのでは?
ご指摘の通り確かに10080については更新しています。
むしろ北関東ローカルに転用された20000系列(20400型グループ)の方が心配ですね…これらは製造当初の東洋GTOのままですから…
(「あと何年使うのか」を考慮し、置き換え予定が近いならともかく、10年以上使用予定があるのなら機器更新はすべきなんですが…)
3連に組成変更(〜秩父鉄道あたりに譲渡)する展開もあり得そうに思いましたが、編成表見返してみると機器構成的に不可能そうでした。それだから、余剰車を廃車せざるを得なかった、と言う事情もありそうです。
まだまだ廃車の動きが続いていますが、現状では未更新車もしくは更新車の中でも異端車(10080型)やMG搭載車(10000型)が優先して廃車となっており、余剰が発生したグループ内での優先順位付けとしては妥当なところでしょうか。
今後も余剰車を中心に廃車が進むものと思われますが、ワンマン線区への10030型50番台の投入数が同エリアの8000系より多いことから一部がMG搭載車である10000型ワンマン車の動向も気になるところです。
東上線末端区間の8000系ワンマンは、10年後も生き残るのでしょうかね?
10000系列の廃車が進行中であることから。
動きとしては、9000系地上転用、玉突きで余剰になった10000系を4連に編成短縮で越生、寄居ローカルへ転用、これで8000系淘汰の道筋に思えます。
足りない2編成は直接新型車を10000系置き換えに投入し、同様に10000系の編成短縮すると推定します。
根拠は、東上線10000系はATCの関係で先頭車を温存する必要があるのと、9000系は短編成化に向かないので、代わりに10000系を短編成化するべきというところです。
こういった玉突き配転は40年前の東武のお家芸でした。