今年も,東急株式会社の第153期定時株主総会が6/29に開かれることになり,それに合わせて「第153期定時株主総会招集ご通知に際してのインターネット開示事項」が公開されています。
2020年度は,2141F・2142Fの入籍日について資料によって異なる事態が発生していました。
・2021年3月中入籍とするもの:鉄道友の会会報「RAILFAN」,「鉄道ピクトリアル」
・2021年4月竣功とするもの:「鉄道ダイヤ情報」
昨年度の第152期インターネット開示事項に従うと後者の方が正しいことになります。
可能性として,東急電鉄としては年度内竣功としたかったものの,東急(株)の連結決算策定段階で否認され修正を余儀なくされたのではないかと推測します。
さて本題ですが,第153期開示資料のp.2(PDF 4/44)によると,東急電鉄の車両数(2021年度末現在)は1,291両となっています。
昨年度同様,ここから系列別車両数を推測すると以下の通りとなります。
300 20
1000 48(1500番台を含む)
2020 290
3000 98(増結用20両を含む)
3020 24
5000 212
5050 310(4000番台を含む)
5080 70(増結用10両を含む)
6000 42
6020 14
7000 45
8500 24(8522・8530・8622・8630を含む)
9000 75
9020 15
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旅客車計 1,287
非旅客車 4
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合計 1,291
「鉄道ダイヤ情報」にて,8500系の販売予定先頭車4両が廃車になっていないと記されていますが,上記からもそれが裏付けられることとなります。
さて来年の今頃は相鉄直通がスタートしているわけですが,果たしてどのような数字になっているでしょうか。
コメント
「鉄道ファン」2022/8月号においても2141F・2142Fは2020年度入籍とされており,経理上の取り扱いはともかくも,電鉄車両部としては引き続き両編成を2020年度分としていることがうかがえます。