2024年10月12日(土)に一般公開された総合車両製作所新津事業所構内で、E531系の台車を製造しているとも捉えられる状況が目撃されたようです。
長期に渡って新製されていることが知られるE531系も、現時点で最後の編成単位の新製は2020年3月にまで遡ります。
車両単位では事故で廃車となった車両の代替新製車が2024年2月に出場したことが注目されましたが、再び編成単位で増備される可能性はあるのでしょうか?
https://www.jreast.co.jp/press/2024/niigata/20240911_ni01.pdf
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コメント
直流専用車は各線で大量余剰が生じているため、仮にE531系であることが事実である場合、交直流に跨る線区への投入となると思います。すなわち、従来車と同じく勝田に投入し、既存の基本・付属編成の余剰車と合わせてE501系を置き換えるものと思われます。
おそらく製造中とされるものは付属編成と思われ、既存の基本・付属編成の余剰車と合わせるとE501系を無理なく置き換えることが出来ます。
一見するとE531系が増備されるかのように思われますが、E531系の付随車(制御車)で使用されているTR255系列は全く同一のものがE233系でも使用されており、単に当該設備においてTR255系列を製作する際に使用されているプログラム名称が初採用形式であるE531となっているだけで、実際にはE233系もしくはその派生形式に使用される台車である可能性も十分考えられそうです。
それに加えて直近の製造状況も踏まえると、今回目撃されているのは車体以外は概ねE233系と同等であることが確認されているりんかい線71-000形で使用されるものと考えるのが自然に思えます。
E531の台車はTR255(サハ•クハで使用)、DT71(モハで使用)を採用していますが、この2形式(?)はE233でも使用されており、71-000が床下機器をE233ベースにしているようなのでおそらくそれのためかと思われます。
E531系と台車が同じE233系のさをベースとした71-000型のための台車だと思われます。
そもそもE501系(10連)を置き換える予定ってあるんでしょうか?仮にE531系を今製造しているとしたら、それくらいしか思いつかないんですが。