2017年より9編成のリニューアルが計画されていた新京成(現京成)8800形。
同形式のうち、8815編成は内装のリニューアルを行ったものの機器更新が行われていません。
8800形のリニューアルは先述の通り9編成のリニューアルが計画されていましたが、今年初めには8806編成が10編成目のリニューアル車として出場しています。
8806編成がリニューアルしたことは当初計画と矛盾していますが、一方で内装のみ更新をした8815編成が「リニューアル車」として扱われていなければ辻褄が合います。
果たして8815編成は正真正銘の「リニューアル車」なのか、単の「内装更新車」なのか、扱いが気になるところです。

リニューアル施行も機器未更新の新京成8815編成 理由と今後は
2017年から2023年にかけて9編成がリニューアルされ、現在は対象外の編成の廃車が進む新京成8800形。リニューアル車は多くの編成が同時に機器更新も行いましたが(8803編成は先行して機器更新)、2022年にリニューアルをした8815編成...

新京成8800形が予定数以上にリニューアルされた理由・今後は?
2017年より当初9編成を予定しリニューアルが行われていた新京成8800形。
しかし、今年2月に8806編成が10編成目のリニューアル車として出場しました。
予定数以上のリニューアルとなり、京成電鉄と合併することも相まって計画変更が...
コメント
8815編成の出自は8896編成、編成単位では最後の製造になる車両です。
一方で、最後のリニューアルとして出場した8806編成の出自は8824編成と、編成単位では現役最古参という車両です。
車齢だけ見ると4年の差がありますが、8806編成と同年代の8807(←8832)編成がリニューアルされていることや、それより新しいはずの8811(←8864)編成がリニューアルされていないことを考えると、一見そこまで関係ないような気がします。
8815編成のリニューアルに向けて調達していた機器が(半導体不足?により)納入が遅れ、床下未更新にて出場、結果的に検査期限が近かった8806編成をついでにリニューアルした格好になったのではないかと思います。
8800形リニューアル車がもれなく千葉線への直通に対応してきた中で、予定外のリニューアルとなった8806編成は未対応となっていることと辻褄が合う気がしますがどうでしょうか。
内装の大幅更新+京成千葉線対応がセットであったことを考えるとリニューアル車という取り扱いでいい気がします。