当初は9001Fに施すことが発表され、その後9013F・9015Fにも施された、東急9000系の前面赤帯復刻。
さらなる展開も期待されましたが、結果的にこの3編成で留まり、その後は6020系50番台への置き換えが進んでいます。
当初9001Fに施す事のみ発表され、その後9013F・9015Fにだけ展開されたのは中途半端に感じますが、その理由は何故なのでしょうか?

増え続ける東急9000系赤帯復刻編成・何編成貼り替えるのか?【現在3編成】
1編成(9001F)への実施のみが公表されていた東急9000系の前面赤帯復刻でしたが、その後9015Fと9013Fが特に公表がないまま赤帯となり、現在3編成が赤帯に戻った状況となっています。
2編成目以降の貼り替えが公表されていない以上、...


コメント
おそらく西武鉄道に譲渡されない編成が対象になってると思ってます。
・9000系と9020系、計18編成から15編成が譲渡対象であること
・9020系は機器更新してから年が浅いゆえに廃車になるとは考えにくい
(というか9020系が譲渡対象でないのなら最初から9000系・9020系を譲渡しますという表現をしないと思います)
という予想から9000系から3編成、編成単位での廃車が出ると予想されます。
これは赤帯になった編成数と一致しますし、譲渡を考慮しないのであれば、廃車時期は西武鉄道との兼ね合いを考えず,東急側で調整できるため、赤帯復刻というイベントにもってこいだと思います。
また、9013Fと9015Fが編成単位での廃車候補に挙がった理由はわかりませんが、9001Fは9002F以降との車体構造に少々差があること、9005Fが西武7004F(7104F?)になったと目撃情報があることから9004Fまでのいずれかの編成が編成単位の廃車に選ばれていると予想すると、9001Fはおそらく編成単位での廃車が確実になりそうですし、9013Fと9015Fも9001Fと同じ道(赤帯復刻)を歩んでいるということはやはりこの3編成は編成単位の廃車と考えられます。
https://4gousya.net/forums/post/9005%e5%8f%b7%e8%bb%8a%e3%81%ab%e8%a5%bf%e6%ad%a6%e3%81%ae%e8%bb%8a%e7%95%aa%e3%82%92%e7%a4%ba%e5%94%86%e3%81%99%e3%82%8b%e8%b2%bc%e3%82%8a%e7%b4%99%e8%a5%bf%e6%ad%a67000%e7%b3%bb%ef%bc%9f
2025年春時点で、「2024年以降に検査を通過した編成」の出場順番は9011F→9012F→9001F→9013F→9014F→9015Fでした。9011Fと9012Fは既に廃車・武蔵丘へ甲種輸送済みですが、赤帯になった3編成は最後まで残る3本として計画されているのかもしれません(わざわざ9014Fを飛ばしたのは何か理由がありそうですが)。
廃車後の処遇については、現時点での情報では「9005F→西武7104F」ということで9001Fが譲渡対象外になるのでは?という予測しか見かけないので何とも言えないですが、過去には大井町線8090系・8590系の最後まで残った4本の先頭車が秩父鉄道・富山地鉄への譲渡対象から外れて解体された(一部中間車のみ改造され譲渡)という事例もありました。