検査時期で無いのにも関わらず武蔵丘車両検修場へ入場し、その後出場して小手指車両基地へ回送されていた西武2000系(新2000系)2451F・2453Fですが、27日に甲種輸送の準備と見られる動きが確認されました。
西武の車両が廃車・解体となる場合は横瀬車両基地から陸送で搬出されるため、どこかしらへの譲渡が見込まれますが、2451F・2453Fは甲種輸送でどこへ向かうのでしょうか?
西武2451F・2453F車内に甲種輸送関係機器を搭載
9月25日に武蔵丘車両検修場を出場し、小手指車両基地に入庫した西武2000系 2451Fと2453F(いずれも2両編成)ですが、甲種輸送に使用されるブレーキ関係機器が車内に搭載されている様子が27日に確認されました。両編成は検査時期前の入場
西武新2000系2連2本が武蔵丘へ臨時入場 その理由は?
9月9日、西武新2000系2連の2451Fと2453Fが連結し武蔵丘へ入場しました。
両編成は前回の検査出場から時間が経っておらず、定期検査以外の目的で武蔵丘へ入場したと見られますが、その理由は何故なのでしょうか?
コメント
最も有力なのは詳細不明なものの再構築事業実施に際して車両更新が予定されている近江鉄道でしょうか。
滋賀県の今年度予算によると、少なくとも今年度中の車両更新は予定されていませんから、竣工は来年度以降となりそうです。
全車VVVF化を目指す話にそれるかもしれませんが、牽引車用である101系263Fの後継車作るための種車かなとふと思いました。
流鉄の101系置換なら5編成必要、近江鉄道も211系導入の話がある中でどうなんだろうかと個人では思ってます。
近江鉄道に211系導入の話はないです。
三岐鉄道でしたね。失礼しました。
そのまま館林へ行くのかもしれませんね
近江・流鉄・上信・富士山麓・富山地鉄、ここまでが譲渡を受ける可能性のある事業者でしょうか。
富山地鉄の普通形電車で置き換えられるとすれば14760形ですが、経年が2000系と大差ないので受け入れる意味が薄いです。
富士山麓は西武の通勤電車を運用しておらず、経年の進んだ2000系を必要としないでしょう。
上信は西武からの譲渡車も運用しており、車両不足に陥っている様子で可能性としてはありますが、107系に続いてJR東日本からの出物を狙っているのではないでしょうか。
流鉄も一時期、車両運用が厳しい時期がありました。ここは全編成が西武からの譲渡車で、事業者は次も西武からの譲渡を希望しています。
近江は全編成が西武からの譲渡車で、歴史的に西武の影響力は強く、現在でも弱まったとはいえ西武に期待していると想像できます。
想像ばかりで恥ずかしいですが、とにかく西武2000系は経年が高く、譲渡を受ける事業者には経営計算以外の何らかの大きな事情があるはずです。それがあるのは近江だけだと思います。
グループですし現存車両の老朽化が進む近江が有力ですが、VVVF車を導入すると言う計画だったかと思いますので、仮に近江確定だとした場合恐らく換装する機器は別途調達し、彦根で改造するのかもしれませんね。
一番有力なのは西武グループ傘下であり元2代目西武401系が残る近江鉄道でしょう。仮にそうだと仮定すると近いうちに近江鉄道彦根電車区まで甲種輸送される可能性が高いです。