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伊予鉄は新造を選択…今後の中小私鉄の車両導入方法

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伊予鉄道が新型車両7000系の導入を発表しました。過去に譲受した中古車両と同規格の車両の発生機会が憂慮される地方私鉄もある中、各事業者はどのように車両を導入していくのでしょうか。

伊予鉄道「7000系」を2025年2月より導入(700系置き換え)
伊予鉄道は2025年2月に郊外全線向けの新型車両「7000系」を導入すると発表しました。毎年2編成(6両)を投入し、2027年までに39億円を投じ、6編成(18両)を揃え、700系(元京王帝都電鉄5000系)を置き換えるということです。メー

コメント

  1. VVVFは三菱SiCを採用しますか。

    • ステンレス車体で側面はミカン色のフルラッピングですか。製造担当は川崎か近車でしょうか?
      (管理修正済み)

  2. まとまった18m級の出物は、東急多摩川線・池上線系統の1000系を逃すとなかなかなさそうですね。
    18m級が欲しい事業者で1000系を逃したら新製を検討する事業者も出てきそうな気がします。

    • 京急1500形がありますよ。
      ただ多くの会社で台車交換が必要ですが。

    • 京成3400、3500、3600をまとめて。
      降圧。台車交換は必要ですが。
      (管理修正済み)

  3. 1両20mの大型車両を運行できる地方私鉄は、ドア数などに拘らなければ今後も車両譲受で賄える気がしますね。

    • 電動などの構造はシンプルですが、電気配線などの細かいものが近年の車両は複雑になっているので、クハの電装化などの改造が非常に大変になりますね
      それを受け入れる会社が果たしているのか・・・

    • ステンレス車体で側面はミカン色のフルラッピングですか。製造担当は川崎か近車でしょうか?
      (管理修正済み)

    • 標準軌や馬車軌間はそのまま解体ばかりになりました。
      20mだと213系はまとまった譲渡があるかと。

  4. 業界の詳しい事情は存じ上げませんが、イニシャルコストでいうと、普通は中古車両のほうが安くなりますが、今後の部品調達やメンテナンス、電気代を考えると、新型車両のほうが、ランニングコストは低く抑えられそうです。
    また、中古車両の場合は既に製造から30年前後経過していることが想定されるため、せいぜい20~30年持つか持たないかでしょう。新型車両にすれば、車両の取り替え周期も50年前後と、長くなりそうです。
    適する車両がいない理由も考えられますが、伊予鉄道のほかに、南阿蘇鉄道は新型車両を選択しており、北陸鉄道も石川線には同路線に適する中古車両がいないことから、新型車両を導入する方針を示しています。

    伊予鉄道が中古車両も考えていたのかは分かりかねますが、中古車両を導入するか、それとも新型車両を導入するかは、ケースバイケースとなりそうです。

  5. JR東はE231系やE233系の地方への転用を取りやめて、各地方・枝線への新型車両を導入して長期使用、トータルのコスト削減を目指す方針なってますね。20m4ドア車のクハ付き車両が増えてきて、一般的に言われる「地方に適した車両」はかなり減ったように感じます

  6. 現状東急1000系で気になる点として、池上線・多摩川線のうち1012・1013・1017F・1019〜1022Fの7本が東洋GTOのままなのも地方鉄道譲渡への因果関係があるのか気になるところです。

  7. 直流電気鉄道の事業者にあっては、車両の電動機を交流機化することに関する社内合意が得られるか否かも重要なファクターになりえると思います。
    今回の伊予鉄の場合は既に交流機・インバータ制御車が在籍していたとのことで、インバータ制御車を入れることに対しての抵抗感は低かったのではないでしょうか。最近の他社の動きでは、静岡鉄道にて新造車で初めて交流機・インバータ制御車を導入した事例はあり、付帯設備の整備・試験に対する費用負担や持続的な検査体制の構築、補助金利用による健全な財務規律の維持など多角的な検討を通じて社内での合意が得られれば、今後も新造車導入を選択する中小私鉄は現れるのではないでしょうか。
    逆に、現場の体制や財務上の問題がある場合は、中古車両導入やそもそも車両更新を先送りにする展開も想定されそうです。国の鉄道事業再構築事業へ申請するなどの理由で車両更新の検討状況が明らかになる可能性も考えられますが、そうした補助事業などの利用を検討しておらず公表資料が乏しい事業者では動向が掴みにくい状況が今後も続きそうです。

    • 車両更新の先送りに関連して、直流電動機のメンテナンスを請け負う事業が出てきていますね。
      どの程度利用されているかは定かではありませんが、こうしたビジネスが当面成り立つであろうという目算があるのでしょうね。鉄道事業者にとっても、直流電動機を当面は使い続けられる環境にはあるといえます。
      尤も、カーボンニュートラル政策の推進によって業界の潮流が急速に変化することは考えられますから、先読みは難しそうです。

      https://media.jrw-ip.jp/blog/4482/

  8. 現段階でまとまった数が捻出できる18m級の車輌は東京メトロ02系ぐらいですが、

    ・狭軌用の台車を新規調達する必要がある
    ・そもそも集電方式を変更する大規模改造が必要
    ・編成短縮のため先頭車への電装または先頭車化改造が必要

    ということで、結局新造に近い費用がかかることが見込まれるんですね。このことを考えると最初から専用車を新造した方が長期的には安上がり、ということなのでしょう。

    • ことでん、バリアフリー車両の「設計」を始めてると書かれていたので、完全新造もあり得るかもしれません。

  9. ことでんも新造車両導入しますか。

    • 自社発注の完全新製車を導入するかはことでんの経営判断となりますので外部の人間には読めないところです。しかしながら、長らく京急と懇意(?)にしており大量の中古車両導入実績があることから、やはり新製車ではなく1500形を改造して導入するのでは…?と個人的には予想しています。

  10. 伊予鉄道の場合、旧地方鉄道法準拠の車両限界であることから比較的車両の代替周期の短い大手各社の車両は車体幅の問題で物理的に入線できず、ホーム長の関係で編成全長の制約もあることから中古車両の導入にあたっては車両のみならず地上設備の改修も行う必要があり、そのことが新造車両導入の大きな決め手となったように思われます。
    一方で、同様の問題を抱える事業者には多額の投資を許容できるだけの資金力がない事業者も多く、補助制度の更なる拡充や、複数事業者での共同発注のような車両価格の低減が見込める仕組み作りが求められそうです。

  11. 環境省の補助金が新車導入の決め手だった可能性はないでしょうか。補助金なしで中古車両を導入するのと同等かそれ以下のコストで調達できるのかもしれません。
    とある産業機械の中古機械ディーラーから、設備メーカーが、省エネ補助金を使えば中古機械導入と変わらないコストで済む、とセールスされて参っているとの話を聞きましたので。

    • 環境省の国庫補助に関するパンフレット(下記URL)45ページ目に、鉄道ふくむ地域公共交通の補助対象が記載されていますが、ページ中の図に「40%以上CO2削減が見込まれる新造車両」というくだりがあります。「新造」に限っているとも解釈できますね。
      (これに加えて、北信運輸局長がしなの鉄道のSR1系導入に対して行なった「エコ表彰」みたいなインセンティブがあれば尚のこと、かもしれません)
      https://www.env.go.jp/content/000118555.pdf

  12. はじめましてです。伊予鉄道様も新規導入になりそうですね。最近では。静岡鉄道様、出雲電鉄様、遠鉄様が新造で導入の話はありました。18M中古車両の出どころが少なくなってます。提案なんですが。レディーメイドにて車両を出来れば完全新造を。または?箱は新造で足回りとかは流用とかで地方鉄道の活性化を勿論。気動車にも当てはまる訳です。年数がやはり第三セクター線区、地方鉄道様ともにこちら側は一時期。レディーメイドにて製作されていた会社様がありましたので。松浦鉄道様とか、由利高原鉄道様とかが実例かもしれません。ある程度のロット、または。図面が共通ならば?やはりコスト面が変わってくるはずです。中古車両でも。改装更新が出来る会社様がありますので。多少たりとも平均化されて欲しいです。

    • 気動車は地方民鉄・3セク向けの汎用車が事実上新潟トランシスの1社製造になっています。そのうえで、設計費用の低減とか部品調達とかを考えると、既に1990年代には標準化はほぼなされている状況(モデルチェンジの時期もほぼ同一)です。おまけに国鉄末期~JRでもその設計に乗っかっている時期もありました。

      ただ、気動車はエンジン(国産でコマツ、新潟、輸入でカミンズがここ30年のトレンド)よりもコンバーターの入手が難しく(現在国産は日立ニコだけか。輸入の話は聞こえてこない)、かつJR各社で電気式(ハイブリッド含む)への駆動装置の移行が見られます。各社が独自に既存の機構なりにこだわると価格上昇につながるだけですので、地方民鉄と言えども今後は、液体式からIMなりSMとインバータを組み合わせた電気式に変わっていくのでしょう。

  13. 琴電に関してですが、個人的に調べてみたところ、1200形は編成出力が600kWなのに対し、京急の1500形だと1700番台の場合2両1ユニットで960kW、IGBT更新車の場合1,240kWと出力が大きすぎて、本数も多いので消極的なのではないかと想像しました。
    なので新造車を導入する方針にしたのではないかと。(京成8800形更新車とか、数年以内に置き換えられる場合、先頭車化するという手もありそうですが)

  14. 補足。京成8800形は実質1M車で、出力は540kWです。

  15. ステンレス車体で側面はミカン色のフルラッピングですか。製造担当は川崎か近車でしょうか?
    (管理修正済み)

  16. 車体寸法とか、電圧とか、細かい部品を見て行くと、5割以上新品にする必要があるから、今後にメンテナンス考えると最初から新車にした方がいいんでしょうね。
    中古車にして部品融通が効かないより、流通品で整備できる新車にしとけば良い気がしますし。
    ただ、台車とか大掛かりな部品の一部は、部品単位で中古品を活用しても良いのかもしれません。
    (管理修正済み)

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