本日ひたちなか海浜鉄道が、JR東日本の北上線・大船渡線で運用される盛岡車両センター一ノ関派出所配置のキハ100形3両（39,40,41）を譲受することが公表されました。キハ100系・キハ110系に他社譲渡が発生するのは初めてのことです。
キハ100系・キハ110系は一部に延命工事が開始されているものの、両系列より高経年の国鉄型気動車はほぼ淘汰が完了しており、今後のハイブリッド気動車（HB）や蓄電池電車（EV）、そして燃料電池車（FV）の導入において、主な老朽取替対象は両系列となる可能性があります。
置き換えが行われる場合、その分だけ余剰が発生しますが、今回のひたちなか海浜鉄道に続き、キハ100系・キハ110系の譲渡が発生する可能性はあるのでしょうか。
ひたちなか海浜鉄道がキハ100系3両を導入
本日、ひたちなか海浜鉄道は営業車両としてJR東日本で使用されているキハ100系を3両導入すると発表しました。今回譲渡されるのは盛岡車両センター一ノ関派出所所属のキハ100-39、40、41です。キハ100-39はミキ300-103、キハ10
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コメント
キハ40系を｢新型車両｣として導入した小湊鐵道は喉から手が出るほど欲しいのでは無いかと思います。
小湊鐵道については昨年度より法定協議会の設置に向けた準備が進んでいることを踏まえると、車両更新は公金投入による新車導入も前提に見据えている印象があります。
https://www.city.ichihara.chiba.jp/article?articleId=64c9c3f687ac3c158d593c08
いすみ、小湊、あとはミャンマーあたりかと思います。
キハ100は車齢的にはそこまで新しいわけではないので、条件が合えばというところでしょうね。具体的には、
１：保有車両数を増やす意向がある場合（ひたちなかの観光列車が該当）
２：置き換え対象が十分に古い場合（ひたちなか205が該当。上で挙がっている小湊なども）
３：保安装置との関連で電気指令式ブレーキが欲しい場合（詳細が出ていませんがおそらく山形鉄道）
４：旧日産ディーゼル製エンジンなど保守の困難な車両からの乗り換え（ミキ300が該当）
などの理由が思いつきます。もちろん他にもあるでしょう
当然、供給があるという前提になりますけどね。現段階で大量に放出されるかは不明です。
現在ひたちなか海浜鉄道に所属していてキハ110に置き換えられる車両以外はJR東海から購入したキハ11形100番台及び200番台(1988年、1993年製)と1995年製のキハ3710形と2002年製のキハ37100形であり、ほぼほぼキハ110と同年代であり、もしかしたらあと2,30年後には中古車(GV-E400あたりでしょうか?)で置き換えるかもしれません。
他の掲示板では『どうして比較的新しい車両(ミキ300-103)をそれより古い車両で置き換えるのか』と疑問のコメントも書かれていましたが、導入理由の核心としては「連結運転が出来ない」車両の淘汰ということのようですね。ブレーキ制御方式の関係でしょうか？
ひたちなか海浜鉄道関係者にとってミキ300-103はそれなりに苦労して手に入れた車両で思い入れがあったようではありましたが、当時の出物の関係で仕方がなかったとは言え、北条鉄道への譲渡車とは永遠の別れになりそうです。
現状どうなっているかは知りませんが、自車導入形式(単行・2連)、元JR東海キハ11、元JR東日本キハ100でそれぞれグループを分けて運転させることになるのでしょう。
平日朝は2連2運用と区間運転の単行1運用、行楽シーズンの休日は3連2運用ですから、現状ダイヤでは統括制御できないことは特段運用の制約にはなっていません。これは第一期延伸後も同様です（那珂湊～新駅の所要時間が勝田～那珂湊とほぼ同じと思われるため、金上と阿字ヶ浦のいずれか一方で交換を行っても列車間隔の短縮にならず、3運用にする意味はない）。別の理由があると考えるべきでしょう。
キハ100は他の2形式より定員が少ないため、キハ100導入後は最も大きい3710/37100のうち1両が単行運用に入って、キハ100は2連運用に入るものと思われます。つまり、今回の譲渡車が連結運用をするのはミキ300より定員が少ないからであり、増車のためではないと思われます。
新車、中古にかかわらず補助金による車両購入には、同僚数の車両を廃車しなければならないルールがありますので、引退の対称になったのだと思います。
ミキは皆様が仰るように、運用上の制約からでしょう。実現するのであれば、無償譲渡で北条で再就職してくれないか。4両揃えばラッシュ時に2両、2両で運転出来るので。
キハはやっぱり水島臨海へ里帰り。ワンマン対応なので、日中の運用に入ってくれたら嬉しいです。