5月4日、長らく運用を離脱していた東武9000系(9000型)9106Fが試運転を行いました。
9101Fや10000型11004Fが長期運用離脱の後廃車となった前例があった上に9000系の後継車両も明らかになったため9106Fの廃車も一時危惧されていましたが、先述した編成は試運転を行わず廃車回送されたためその心配は無くなったものと思われます。(廃車回送前に試運転を行った例は本線の10080型11480F+10030型11461Fがありますが、それらは廃車回送時に団臨を兼ねていたのでそのためのものと思われます。)
現在東上線では他に9050型9151F、30000系31601F+31401Fも運用離脱していますが、これらの編成も復活することはあるのでしょうか?
東武9106Fが試運転
本日、長期運用離脱をしていた東武9000系9106Fが試運転を行っています。同編成の本線走行は約3ヶ月半ぶりとみられます。【東武鉄道 9000系 試運転】9106F第7002列車※故障して1/16から運用離脱中の同編成が本日、試運転を実施(
コメント
車両の検査期限を伸ばして、検査数の削減を狙っているのかもしれません。
検査切れまで走り倒して、その間に50000型を休車させて新型車両導入まで検査サイクルを引っ張るつもりですかね。
他の9151fも復帰でしょうか。
9106Fに関しては、廃車の9101Fと同じAFEチョッパ制御であり、そこから発生した部品を移設できたから、復活できたのではと考えられます。
9050型9151F、30000系31601F+31401Fについては、VVVF関連の故障で交換部品が手配できてない可能性がありますね。半導体不足いつまで続くんでしょう…
9101Fは試作車でチョッパ装置の型番が量産車と異なるため、再利用出来たか怪しいところです。
チョッパ装置の故障が廃車の一因となっているようですし…
ここ数年の動向には疎いのでなんとも言えませんが、元々東上線系統は事故離脱や故障が多く車輌が慢性的に不足気味と聞きます。事故については踏切無謀横断や利用者の不注意なども原因ですので東武だけの責任とは言いきれませんが、故障についてはやはり機器更新を軽視している点が問題なのかと思いますね。日頃入念に整備していても、やはり機械ですので、経年劣化によってどうしても予期せぬ不具合は起きてしまうものですし。
しばらく気になっているのですが、9101Fの記事で「ジャンパ連結器の端子の出ているところにショートした痕跡があった」といった趣旨の話が出ていた点です。端子同士の接触が悪くてアークが飛んだのか、雨水が侵入したのか、その他の原因なのか、分かりませんが。
検査出場直後に故障した経緯のある編成が複数あるとの話も気になります。