4月17日、JR東海より東海道新幹線のN700S一部車両に個室を導入されることが発表されました。同線ではかつて活躍していた100系にも個室があり、2004年の100系引退以来の事実上の復活とも言えます。
プレスリリースには仕様やサービス内容、運転区間、価格などは順次お知らせするとしていますが、具体的な仕様や充当列車、山陽新幹線への直通有無などはどうなるのでしょうか?
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コメント
東海道新幹線の車両は、車いす座席を増設した編成が1319人、他が1323人座れるという座席配置になっており、基本的に統一されていました(車両運用の都合などで車両を差し替えても座席番号などを変更する必要がないため)。
個室座席について、1編成あたり2席ということになっていましたが、運用が固定されたりするのかが気になるところです。
価格はグリーン車より高めの値段設定と思われますが、充当される種別や列車によっても異なってきそうです。
導入対象が「一部車両」とのことで、「一部編成」ではないことが気になります。
すでにJR西日本には打診済み且つ内諾を得られているゆえの発表かもしれませんね。
これは驚きました。
新造するN700Sなら個室を最初から設定できますが、既存の編成に設ける時はどうするのかも気になります。
S-Work車のビジネススペースの要領で10号車の旧喫煙コーナーを改造するのでしょうか。
イメージイラストの窓形状が、既存座席部のそれとは異なるように見えることと、終了したサービス用の(デッド)スペースを有効活用したい、という観点からしますと、
喫煙コーナー跡とか、車販準備室跡あたりが改装されるのではないかな?と睨んでます。
「窓なし個室」導入なんてのも目論んでいるかもしれません。
既存編成の改造はコスト的にも難しそうなので、8号車の車掌室を車内販売廃止によって余剰スペースとなった7号車に移転し、空いた場所に左右2室設かな。それならドア割や座席数への影響を最低限にできるし、グリーン車サービスの一貫性も維持できる。
N700Sの製造計画は、東海が24年度7編成、25年度7編成、26年度3編成の17編成、西日本が24年度から26年度に4編成、と発表されているので、当面はこの21編成に個室を設けて限定運用を開始する、って感じになるのかな?今年度新造される車両に注目ですね。