総武線の新小岩信号場駅から常磐線の金町駅まで葛飾区(ごく一部江戸川区)を南北に縦断する貨物線の新金線。
葛飾区の公共交通機関は常磐線各駅停車・京成本線・京成押上線・北総線・総武線と東西は充実していますが、南北となると京成金町線の京成高砂〜京成金町間とわずかな区間のみとなっています。そこで葛飾区を南北に縦断する新金線の旅客化が期待されていますが、一方でその期待の声自体が数十年あっても実現に至っていません。
国道6号線が開かずの踏切となる可能性があることが旅客化への最大の障壁と思われますが、近年は高架化や路面電車型の車両を導入し電車が踏切前で待機するような案、当該踏切の区間外で京成金町線と接続する京成高砂駅付近以南を先行開業する案などが提案されています。
果たして新金線の旅客化実現性はあるのでしょうか?
都会の貨物線「新金線」旅客化の検討加速 車両3タイプ「3つのモデルケース」比較へ | 乗りものニュース
東京都葛飾区が「新金貨物線」の旅客化についての検討を加速させています。計画はどこまで進んだのでしょうか。2023年度は、異なる3タイプの車両を含めた「3つのモデルケース」を比較していきます。
葛飾区が熱望「貨物線旅客化」は現実的なのか
踏切はすでに渋滞していた。国道6号と新金貨物線(しんきんかもつせん)が交差する「新宿新道踏切」だ。葛飾区は、総武本線新小岩駅と金町駅を結ぶ新金貨物線を複線化し旅客列車を走らせたい。その懸案がこの踏切…
コメント
旅客運転するのであれば複線化は必須ですね。用地取得や橋梁部の準備工事は済んでいるので、動き出せは早く進むと思います。
国道6号との立体交差は不可欠ですが、これに合わせて京成高砂駅の立体交差と高砂検車区の移転も行われる可能性もあり、葛飾区全体を巻き込んだビックプロジェクトとなることもありそうです。
羽田空港アクセス線や東北縦貫線のようなJR自身から言及したような路線系統ならともかく、
この路線はそのような動向ではないですから、JR主体での実現はないです。
第三セクターを設立してJR旅客会社から切り離せば実現します。
JR側が立体交差までする気があるかと言うと疑問ですね…
道路側をアンダーパスさせるか、金町付近を暫定終着として部分開業させるのが当面の落としどころかと。
この件で忘れられがちなのですが、この線は亀戸を超えて越中島まで繋がっていて更にメトロの車庫、京葉線、有楽町線延伸部分にも近接します。
うまく繋がれば常磐快速線から新しいルートが構築されるのにと思います。
亀戸から貨物線を使い、南へ…どうせなら、新木場とか潮見あたり…築地あたりまで延伸。
提案ですが「京成金町線」買収してはどうでしょうか?
京成高砂に高架で接続出来て、京成にとっても厄介な「4連」も無くせて、柴又帝釈天という
ドル箱もGET出来ます。
沿線の複線化等必要かと思いますが、どうでしょう?