近頃、阪急京都線系統の7300系のうち未更新の車両に、組み替えの可能性を想起させるような細かい動きが相次いで発生しているようです。
そのような動きが確認されている車両は以下の通りで、中には用途を失って長期間運用を離脱している車両も含まれています。
- C#7300×2R(7300F)
→C#7300の前面に工事- C#7301×2R(7301F)
→桂車庫から正雀車庫へ回送(=保留車の増結編成が正雀に集約)、C#7301とC#7451が別々に留置- C#7302×2R(7302F)
→C#7452が自動連結器に、C#7302が密着・電気連結器にそれぞれ交換、C#7302とC#7452が別々に留置- C#7851
→頻繁に入れ換え(車内整備?)- C#7321×6R(7321F)
→C#7401のみ切り離した状態で入れ換え
大半の7300系は今までに機器更新などが実施されており、同系列自体は継続使用の方針が考えられますが、2300系の導入が迫る中、残る未更新車の今後が気になるところです。
運用離脱中の阪急C#7300が正雀工場入場(改造工事?)
今日、阪急電鉄7300系C#7300×2R(7300F)のC#7300が、正雀工場で前面部分に工事を受けている様子が目撃されています。同編成は2022年12月8日に検査出場しましたが、翌週17日(土)のダイヤ改正で朝ラッシュ時の増結運行が終
阪急C#7452の連結器が密着・電気連結器から自動連結器に
本日時点で、阪急京都線7300系増結編成のC#7302×2R(7302F)のC#7452(京都河原町方先頭車)連結器が、密着連結器・電気連結器から自動連結器に交換されていることが確認されました。同編成とC#7300×2R(7300F)、並び
阪急C#7301×2Rが正雀へ回送
本日までの間に、阪急京都線7300系増結編成のC#7301×2R(7301F)が、正雀車庫に回送されました。同編成は3月上旬時点で桂車庫に留置されている状況でした。これにより、10両編成運用廃止に伴い用途を失った7300系増結編成が全て正雀
403 Forbidden
7851、工場から出てきて7300がおったとこ来てたけど、内装更新した? pic.twitter.com/BKU2UShu4Q
— うめきた (@8000_exp) March 25, 2024
7323×8R 京都方先頭車挿替に伴う構内入換
動きが活発な未リニューアルの7300系15両は今後どうなるのでしょうか pic.twitter.com/RpdPsZRaaj— 眠 (@puqu723) March 31, 2024
いつの間に7302→7301になったんや
ホンマに謎 https://t.co/o7ctxNA5vG pic.twitter.com/ZOS2CK8a65— うめきた (@8000_exp) April 3, 2024
コメント
7300系の未更新のうち、2両編成で8300系と連結している車両を残して、車齢から考えると廃車しか無い気がします。
余った7300系で3300系や5300系、6300系を置換えるにも両数も足りないはずですし、あとPRiVACEの改造は7300系ではさすがに不可能です
直近の動向からしても、組み換えなどを経て嵐山線用のワンマン対応車を組成すると考えるのが順当でしょうか
尤も組み換えの全容はまだ窺う事ができませんが、嵐山線がワンマン化に際して6連の入線ができなくなるという話もあり、今後7連を置き換える際に一部を減車しない限りは6連が必要な場面が現在以上に限られたものになることを考えると、少なくとも6+2で8両固定扱いとなっている編成が減少する可能性は高そうです。
7300系は現在、7320F、7323F(7321F)、7300F、7301Fが鋼製車両とアルミニウム製車両の混結がなされていますが、今回の再編によって混結が解消されるのかあるいは継続して混結するのか注視する必要がありそうです。
また、3300系、5300系が置き換えられた後の7両組成の編成を7300系が担うのかによっては、他の7300系の編成のさらなる大規模な組み換えがおこなわれる可能性も高く、今回の再編が最終形とはならないかもしれません。
アルミ、鋼混在編成の解消は併せてやりそうですね。
2300の増備ペース次第とは思いますが、京都本線用に7300の7両をそろえつつ端数を駆使して嵐山線4両を工面するのが目標のようにも感じられます。
阪急電車嵐山線ワンマン運転は、2027年度からですが、7300系ワンマン運転改造常時4両編成3編成と、代走編成2編成【4両編成✖2編成】が、必要に、なりますね。どのように、組み替えするかは、わかりませんが どのようなかたちに、なるのでしょうか?
ここ最近は7401を7452に差し替えていることを踏まえると、7323Fを含めた15両から計算上4連2本(1本は2+2)、7連1本(4+3)に組み替えられます。4連は嵐山線用6300系、7連は本線用3300系の代替に充てれば解決するはずです(不足分は更新車や8300系、5300系など、別編成を活用し、嵐山線6連の入線不可も補う)。
7320Fは7連化
未更新15両に7320Fから抜いた1両を加えて4両編成4本を組成