最近、E235系のミツB31編成が登場し話題となっています。
一方で、かつて中央・総武線各駅停車で使用されていたE231系にも、同じ「ミツB31」を名乗った編成が存在しました。この編成は営業運転を離れた後、特徴的な姿で鉄道ファンの注目を集めました。
4両編成となったE231系ミツB31編成
E231系ミツB31編成の初代はラシ106編成になりました(参考)が、2代目は中央・総武線各駅停車で17年ほど使用されていた10両編成でした。
その後、編成から一部の車両が抜き取られ、4両編成に短縮。2018年頃から、余剰となった車両を輸送する際の控車として使用されるようになりました。
営業運転時には見ることができなかった「4両編成の総武線E231系」という姿は、この時期のミツB31編成を象徴する特徴となっています。
配給輸送では、余剰車両などを連結した状態で走行する姿が見られ、普段とは異なる組み合わせで輸送されるE231系の姿を記録することができました。
控車としての役割を終えて
控車として使用されたミツB31編成でしたが、すぐに配給輸送の役割は終えました。
その後、同編成自身も武蔵野線向けに転用されることになり、8両編成化・改造が実施されました。
2020年には秋田総合車両センターでの改造を終え、京葉車両センターへ配給輸送。武蔵野線向けのE231系ケヨMU19編成として、営業運転に復帰しました。
かつて4両編成で配給輸送を支えていた編成が、今度は自ら転用改造を受けるために配給輸送されるという、興味深い経歴を持つ編成でもあります。
「ミツB31」の名は再び
そして2026年、山手線で使用されていたE235系トウ31編成が中央・総武線各駅停車向けに転用され、「ミツB31編成」となりました。

E235系のミツB31編成
かつて同じ編成番号を名乗ったE231系ミツB31編成とは世代も役割も異なりますが、E231系時代には4両編成の控車として活躍したという、特徴的な歴史がありました。
現在のE235系ミツB31編成を見る際には、かつて存在したE231系の「ミツB31」にも、このような一風変わった経歴があったことを振り返ってみるのも興味深いでしょう。


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