19日、JR東日本と西武鉄道より西武10000系10112Fを種車にする観光列車にJR直通対応改造も施し、2028年度以降JR線への直通臨時列車に使用すると発表しました。
プレスリリースに記載されているJR線沿線エリアは「小田原・湘南エリア、房総エリア、新幹線接続、東京ディズニーリゾート®等」とされており、具体的な駅名は熱海駅・勝浦駅・舞浜駅が記載されています。また、路線図上では伊東線伊東駅、横須賀線逗子駅、東北本線大宮駅、京葉線舞浜駅、内房線浜金谷駅、外房線安房鴨川駅まで色がついており、それらの駅への入線も検討されている可能性があります。
様々な可能性が考えられる今回のプレスリリースですが、10112F観光列車の運行範囲はどうなるのでしょうか?
西武 新観光列車(10112F)がJR線直通+秋津駅乗換通路整備
5月19日、西武鉄道とJR東日本は観光列車化すると発表していた10000系10112Fを使用してJR線へ臨時列車として直通運転をすること、並びに秋津駅・新秋津駅間の乗換改善のために乗換通路を整備することを明らかにしました。臨時列車の直通運転



コメント
結局のところ、ホームドアの対応が最大の課題で、一部を除いてホームドア導入区間外の駅が対象になっているのは頷けるところです。仮にホームドア設置駅で乗降させるなら、南武線立川でやっているような限定ドア開扉・締切扱いを行わなければならず、長時間の停車時間と要員が必要です。
今回のような経営トップがトップダウンで進める案件は細部が煮詰まってない事が多く、両社の担当者はこれから調整に気を揉むことでしょう。
湘南、伊豆、房総エリアは繁忙期に、大宮駅や舞浜駅は普通の土日に運転されると思います。
なので武蔵野線、京葉線、外房線、内房線、武蔵野貨物線、東海道貨物線、横須賀線、伊東線などは入る可能性が高いと思います。
気になるのは舞浜に行った際に舞浜駅で折り返すことはできないので、京葉線の地下区間に入り終点東京まで行くか、新木場駅手前の渡り線を使って折り返すのか、気になります。
新木場で折り返す場合は少しダイヤに支障が出る気がしますけど10112Fが京葉線東京駅まで行く可能性はあるのでしょうか?
趣味で走らせる訳ではありませんから、西武としては「直通することで西武グループに利益をもたらす」というのが大前提になるでしょう。すなわち、直通した先の終着駅周辺を観光するにあたり、西武グループに確実に金が落ちる…そういう場所でないとやる意味がありません。
例えば熱海方面はズバリ熱海に西武系列のホテルなどがあり、勝浦方面ですと御宿に西武グループ開発の別荘地がありメリットはありますが、ほかは需要を見て判断していくと思います。
JR側の着地が観光地の熱海駅・勝浦駅・舞浜駅ということは、
西武側で集客しての送り込みになりますが、
所沢以東の新宿線新宿方面、池袋線池袋方面発着でスイッチバックしてでも送り込むのでしょうか?
西側からの発地が所沢、飯能、秩父からくらいでは集客力が弱いと思うのですが、
一番いいのは所沢駅で新宿方面、池袋方面双方から双方に折り返せるように
ポイントを入れればよいですし、可能であれば秋津に渡り線も欲しいですが、
現状少なくとも西所沢まで行かないと折り返せないと思います。
逆に西武側の集客ポイントとしては西武秩父方面と、試合があるときの西武球場ですが。
意外と所沢に近い西武線沿線から横浜湘南方面は短絡できますし、
武蔵野線経由の舞浜方面であっても乗り換えなしでそこそこ速そうですから便利なのかもしれませんね。
西武ドームで試合があるときに東京発着京葉武蔵野線沿線から
列車を出せば固定客がつくかもしれません。
JR側で長時間車両留置するのは嫌うでしょうから、回送を兼ねて
西武線沿線発→JR各観光地→回送→JR主要駅→西武秩父/西武ドーム
→JR主要駅→回送→JR各観光地→西武線沿線着
なんて1日2往復をやる日も、目的地が舞浜等近場ならあるのかもしれませんね。
東北本線大宮駅なんかは平日でも新幹線接続等で集客はできる気がしますが。
とりあえず試験運行してみてどれだけ集客できそうかを探るのでしょうね。
旅行商品(びゅうや西武トラベル独占ですかね)としての扱いで、と明言してるので、鉄道オタクが望むような「特急券を買えば乗れる」列車にはならないですよ。52席やラビュー改のレストラン列車と同じ形態ですね。
西武がどこまで本気なのか正直分かりません。単なるトップの思いつきの直通計画になのか、西武グループのリゾート戦略と掛け合わせた大きな構想の第一歩なのか。後者であるなら、直通範囲を徐々に拡大しノウハウを蓄積した上で沿線外にも進出し、東急のTHE ROYAL EXPRESSのような存在を目指すことだって考えられます。
NRAを直通車両に抜擢した時点でその方向で検討しているのは確実ですよ。
秩父方面はJR沿線からのアクセスが弱いので、意外と需要がありそうな気がします。
特に千葉方面から池袋まで出る場合、必ず都内での乗り換えを強いられるのでかなり面倒です。
鉄道を使った日帰り観光を考えた時に、真っ先に足が遠のく地域になるのではと想像します。
JRの広大なネットワークを利用して、外部から西武沿線の観光地へ直接運ぶのが主な狙いなのだと思います。
秩父夜祭とか芝桜シーズンなど秩父地区の観光需要の掘り起こしにも期待できます。
横浜方面はS-TRAIN、都心はラビューがありますから、これらと被らないところを探してくるかもしれません
千葉(京葉線から)、茨城(常磐線から)、栃木(宇都宮線から)方面あたりが思いつくところです
栃木方面は日光もあるし遠く、常磐線方面は取手から先が交流区間なので千葉舞浜船橋方面が最も望ましいでしょう。
いずれの行き先も武蔵野線・武蔵野南線経由でスイッチバック0または1回にて乗り入れられる範囲です。ついでに伊東が示されたということは伊豆急乗り入れも交渉中の可能性が否定できません。また、本音はむさしの号の八王子方面の線路を用いた富士急・河口湖乗り入れも検討したものの7両以上が入れず断念した公算がなくはないものと言えるかもしれません。
>むさしの号の八王子方面の線路を用いた
中央本線国立支線のことですかね?
まさにそれを指しています。
そちらは両数の問題ではなく狭小トンネルが通過の際に支障するからかと思われますよ?
もしその問題が無ければ長野県方面への列車も仕立てているかと。