従来東急テクノシステム長津田工場(恩田)への入場とそこでの改造のみが確認されていた東急9000系の西武譲渡(サステナ車両)に向けた動きですが、先日9003Fが長津田検車区でデハ9403号車を脱車、4両編成とする動きが初めてありました。
西武では4両編成で運用されることが見込まれる為、今回の動きも西武譲渡に関連していることが考えられますが、長津田検車区では東急テクノシステムで行うような大規模な改造は実施されていません。
同編成の各車両は今後どのような動きを見せるのでしょうか。

東急9000系9003Fがデハ9403を脱車・4連化
4両編成で西武鉄道サステナ車両として譲渡される予定の東急電鉄9000系ですが、本日長津田検車区構内で9003Fが中間車デハ9403号車1両を脱車し、4両編成を組成する動きが確認されました。同区では初めての動きですが、長津田車両工場・東急テク
コメント
webメディアでの公式取材記事にて長津田だけでなく西武の武蔵丘車両検修場でも改造を行うことが明らかとなっていますから、東急テクノの物理的なキャパからしても9003Fは西武側での改造となりそうですね。
ただ、改造自体は東急テクノシステムの出張施工になるかと思われますから、改造場所の違いによる差異などは特に生じることはないと考えられそうです。
さすがに全編成を恩田で改造するとなればかなりの期間を要するでしょうし、どのような流れになるかと気になっていましたが。
恩田だけでなく武蔵丘でも改造を行えば工期の短縮が出来そうですし、東急側としても離脱編成の留置場所を考える手間が省けそうです。
そもそも長津田検車区は工場ではなく車両基地としての機能が中心で、小規模な改造工事が出来ても今回のような改造メニューは不可能でしょうからね。
長検でも脱車は出来ますからね。テクノで工事するにしても武蔵丘で工事するにしても、西武側から部品取り車として確保したい旨の要請が無ければ、余剰車は東急側で外して処分したほうが効率が良いでしょう。
余剰中間車を処分するためには、恩田に一度回送してから陸送する必要があるので、複数編成分(3編成ほど?)をデヤで挟んで恩田から搬出でしょうね。